秋はやっぱり『ウォーキング・デッド』。 シーズン6放送記念「日本最速第1話試写会」レポ

毎年10月になると人気ドラマの新シーズンの放送が始まったりして、海外ドラマセンサーが活発になる方も多いではないだろうか。

そして近年、10月といえば、なんといってもこのドラマ! 『ウォーキング・デッド』の新シーズンが始まるということで、しかもハロウィンの時期とも重なり、毎年様々なイベントが行われてきた。

昨年はオバケンとコラボして方南町に「ウォーキング・デッドの館」が期間限定オープンしたり、一昨年は東京タワーの前で曙がゾンビ化し、1,000体のゾンビを引き連れ大暴れするという手の込んだ演出が話題になった。

FOXチャンネルさんはこの数年、全国の『ウォーキング・デッド』ファン、いや、ゾンビファンの期待を一身に背負い、どんどん洗練された"ゾンビ"イベントを開催してきたのだ。そしてシーズン6を迎える今年、日本初放送日の10月12日(月・祝)に六本木にて開催されたのが、大スクリーンで『ウォーキング・デッド』を観ようというシーズン6第1話先行試写会である。「ん?第1話先行試写会?...って、あのー...試写会ですか?」と思う方もいるかもしれない。

→しかし、ただの試写会だと思ったらとんでもない。会場内びっくりです。

(以下シーズン6第1話の内容を少しだけ含みますのでご注意を。)

シーズン5後半で、"安全居住区域"アレクサンドリアの新たな住民となったリックたち一行。そこは手厚い外壁に覆われた、ウォーカーたちを寄せ付けない安全な街区画として存在していたのだが、しかし一体なぜ、この街は大量のウォーカーたちが押し寄せることがなかったのか...。その謎が今回明らかに!そして、例によって「ギ、ギャー...」という展開が、当然待っているという。。。

話を試写会にもどすと、そう、シーズン6第1話では、その大量のウォーカーたちが大行進するシーンがあるのだが、それに合わせて試写会場にゾンビが現れたのだ。一瞬、場内の音響効果かなと思いきや、いつの間にか通路に現れたウォーカーたち。うめき声をあげながら、試写会上のスクリーン同様、我々の横、前を行進していく。これはちょっとびっくり。もし子どもがいたらびっくりして泣くかも(笑)。そのゾンビの中には特殊メイクを施された徳井健太(平成ノブシコブシ)、菅良太郎、尾形貴弘(パンサー)もいて、お客様も彼らに気付くとゾンビ退場の際には拍手が沸き起こるなど、この演出には満足の様子。

大スクリーンで『ウォーキング・デッド』を観ながらゾンビの気配を臨場感たっぷりに演出してくれた本イベントは、ファンにとっては結構面白いものになったのではないかと思う。しかもこの三連休の夕方にスクリーンをあけてくれたTOHOシネマズ六本木&FOXチャンネルさんの『ウォーキング・デッド』にかけている熱い気持ちが伝わって来てそれにも大満足だ。

お笑い界で『ウォーキング・デッド』好きで知られる平成ノブシコブシ吉村は、リックの元の保安官時代の衣装姿をコスプレしていて、上映後のトークショーでは本作を絶賛。このドラマ番組のいちファンとして、純粋に作品を楽しんでいるのが伝わって来る。

シーズン6ではモーガンの再登場によって、冒頭からリックの人物像の「変化」がフューチャーされていく。
モーガンは、農場や監獄での悲劇に襲われる前のリックを良く知っている人物。本シーズンでは、モーガンももちろんそうなのだが、グレン、キャロル、ダリル、ミショーンら戦闘能力が高く、リックとの強い協力体制にある彼らが、リックをどう支えて行くのか(彼についてどう思いながら行動して行くのか)ということも大きな見どころの一つになっていくのではないだろうか。という期待を込めつつ、番組の放送を楽しみたいと思っている。

そして、11月15日(日)には、『ウォーキング・デッド』4D上映イベントも行われる。10月30日(金)までこちらのFOXチャンネルの公式ページにて応募を受け付けているので、再び劇場で『ウォーキング・デッド』を体験したい人も、今回応募したが残念ながらそれてしまった人も、ぜひ応募してみてほしい!

『ウォーキング・デッド』シーズン6はFOXチャンネルにて毎週月曜21:00から絶賛放送中。


Photo:『ウォーキング・デッド』シーズン6
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