『ウォーキング・デッド』スピンオフ、ケーブルTV史上最高記録を樹立

『ウォーキング・デッド』のスピンオフ・ドラマとして、ゾンビ(ウォーカー)が大発生する始まりを描く『Fear The Walking Dead(原題)』が、ケーブルTV史上最も視聴率を稼いだ初シーズンのTVドラマとなった。米Deadlineなどが報じた。

さる10月4日(日)に、米AMCにて6話構成のシーズン1が幕を閉じた本作。本放送ならびに3日以内の録画視聴において、シーズン全体を通しての平均視聴者数は1120万人、18~49歳層では730万人、25~54歳層では720万人。これは、初シーズンのTVドラマとしては、ケーブルTV史上最高の成績になるということだ。

また、地上波も含めたTV全体では、初シーズンの脚本付きシリーズとして、米FOXの『Empire 成功の代償』と、米NBCの『HEROES/ヒーローズ』に次ぐ第3位につけている(18~49歳層において)。

今回の発表にともない、AMCのチャーリー・コリアー社長は、「No.1のTV番組(『ウォーキング・デッド』)のコンパニオン・シリーズを立ち上げるにあたり、題名の"フィアー(恐れよ)"のみならず、恐れるべきことが本当にたくさんありました。本作が独り立ちし、躍進し、独特の物語を語る作品として記録を打ち立てたことは、とても満足のいく成果であり、素晴らしいクリエイターたちへの賞賛となりました」と喜びを語っている。

本家ドラマの大ヒットを受けて、見事に局の期待に応えた『Fear The Walking Dead』のシーズン2は、2016年に15話構成で放送されることがすでに決まっている。また、『ウォーキング・デッド』シーズン6も、今月11日(日)から同局で放送が始まったところだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』
(C)2014 AMC Network Entertainment LLC. All rights reserved.