スーパーヒロインが活躍する『Supergirl』、秋の新番組トップクラスの視聴率を獲得!

DCコミックのスーパーヒロイン、スーパーガールが活躍する米CBSの新作ドラマ『Supergirl(原題)』が今週はじめにプレミア放送され、秋の新番組ではトップクラスの視聴率を獲得した。米Deadlineが報じた。

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10月26日(月)に放送されたプレミア回の視聴率は3.1レーティング(18~49歳層)で、米NBCで9月に放送された『Blindspot(原題)』プレミア回とタイの成績。秋の新番組のトップ2となった両作品は、米CWで好評放送中の『ARROW/アロー』『THE FLASH/フラッシュ』を手掛けるグレッグ・バーランティが製作総指揮を務めている。

また、『Supergirl』の視聴者数は1,294万人で、やはり秋の新番組としては最高。テンポの早いストーリーや魅力的な主人公設定を受けて、批評家筋の評価も上々だ。

『Supergirl』は、スーパーマンのいとこのカーラ(スーパーガール)を主人公に据えた物語。スーパーマンと同じく、故郷クリプトン星の破壊をまぬがれて地球にやってきた彼女は、スーパーパワーをみだりに用いないように教えられ、24歳を迎える頃には自信を喪失していた。ところが予期せぬ災害をきっかけに自らの能力を受け入れ、ヒーローの道を歩み始める。

主演は、大人気青春ミュージカルドラマ『Glee/グリー』のマーリー役で知られ、映画『セッション』にも出演したメリッサ・ブノワで、はつらつとスーパーガールを演じている。また、『アリー my Love』のキャリスタ・フロックハートや『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』のカイラー・リーが出演することでも本作は話題を呼んでいる。

コミックの映像化が全盛となった今でも、スーパーヒロインを主人公に据えたドラマや映画はまだまだ少ない。そんな中、『Supergirl』はヒットを放つ快挙を収めた。(海外ドラマNAVI)

Photo:メリッサ・ブノワ
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