『スター・ウォーズ』新作の観客コスプレ、マスクや武器は禁止。銃撃事件への懸念か

12月18日(金)の公開に向けて、ますます興奮が高まっている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。公開初日にはコスプレをした大勢のファンが映画館に詰めかけることが予想されるが、そんな中、アメリカでは多くの映画館がコスプレに関して禁止事項を設けているようだ。米Cinema Blendが報じた。

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この禁止事項は、映画館チェーンCinemarkのチケット販売告知に目を留めたファンのツイートから明らかになったもの。"『スター・ウォーズ』のコスプレ歓迎。ただし、顔を覆い隠すものやフェイスペイント、武器に似せた小道具(ライトセイバーやブラスターなど)の携帯は館内禁止"と記されているのだ。つまり、ダース・ベイダーやストーム・トルーパー、ボバ・フェット、ダース・モール、チューバッカなどのコスプレはできないことになる。

さらに米outerplacesが伝えたところによれば、劇場チェーンのAMCも同様の禁止事項を設けているのこと。

映画館は理由を説明していないが、アメリカで近年多発している劇場内での銃乱射事件を懸念しての措置であることは間違いないだろう。2012年にコロラド州オーロラ市の映画館で『ダークナイト ライジング』プレミア上映中に銃乱射事件が発生し、多数の死傷者を出したことは記憶に新しい。また、今年の7月にも、ルイジアナ州ラファイエット市の映画館で銃乱射事件が発生し、10人を超える死傷者を出している。

高まる『スター・ウォーズ』熱に水を差すことなく、観客が大勢集まる上映館でいかに安全を確保するか、映画館は重大な課題を突きつけられているようだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
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