Netflixが実際の凶悪事件を追うドキュメンタリーシリーズを製作!

クオリティの高いオリジナルドラマを次々と世に送り出しているストリーミング映像配信サービス会社のNetflix。その次なるターゲットは、実在の凶悪犯や殺人事件を検証するドキュメンタリーシリーズになるという。

【関連記事】すべての判決にストーリーがある! Netflix『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のラヴァーン・コックス&ウゾ・アドゥバ インタビュー

米TV Guideによると、10話で構成されるこのドキュメンタリーのタイトルは、『Making a Murderer(原題)』。Netflixは、「これまで聞いたことのない、真に迫るアメリカの犯罪ストーリーをお届けします」とコメントを発表している。

本作で最初に取り上げるのは、犯していない暴行罪で有罪判決を受け、その後の手続きで数百万ドルを手にした男、スティーブン・エイブリー。しかし、エイブリーは最終的に2つの殺人事件に関与する容疑者となり、刑事司法制度の改革を促進した象徴的な事件となった。

2005年に起きたこの殺人事件報道をベースに、番組では最初の誤審から殺人事件に発展した経緯、さらに司法制度改革が本当に信頼のおけるプロセスとなったのかを検証するという。

過去の犯罪を検証するドキュメンタリーでは、疑惑の大富豪ロバート・ダーストを追った米HBOの『Jinx: The Life and Deaths of Robert Durst(原題)』が知られる。さまざまな賞に輝いた『Jinx~』に続くことができるのか? 『Making a Murderer』は、米Netflixで12月18日より配信開始予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflix