全米で2週続けて第1位に輝くなど、早くも全世界での累計興行収入が5億ドルを突破している『007 スペクター』。日本でも公開が迫る同作の本編映像の一部を独占公開しよう。
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この映像に登場するのは、『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート卿として有名なレイフ・ファインズと、『SHERLOCK/シャーロック』のモリアーティ役でおなじみのアンドリュー・スコット。アンドリュー演じるMI5(=合同保安部)のCが、シリーズ前作『スカイフォール』でジュディ・デンチからMI6の局長、M役を引き継いだレイフにMI6(=「00」課)の閉鎖を言い渡すシーンだ。
アンドリューは、淡々とした口調の中にユーモアを含んだ食えない男という、モリアーティを彷彿とさせる姿を披露。しかし、ヴォルデモート卿ことレイフも決して負けてはおらず、この映像の中で最後に発するコメントはこの後、彼がどんな活躍を見せるかを期待させる。
スティーヴン・スピルバーグ監督作『シンドラーのリスト』(1993年)で冷酷なナチの将校を演じたレイフは、この演技で英国アカデミー賞助演男優賞を獲得し、米国のアカデミー賞にもノミネート。1995年にブロードウェイの舞台『ハムレット』でトニー賞の主演男優賞に輝いたほか、2011年には監督デビューも果たすなど、勢力的に活躍している。一方のアンドリューは、ベネディクト・カンバーバッチ主演の大人気ドラマ『SHERLOCK』で宿敵モリアーティを演じて英国アカデミー賞TV部門助演男優賞を受賞し、一躍世界で知られる存在に。現在は、ダニエル・ラドクリフ共演の『Victor Frankenstein(原題)』、『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『Alice Through the Looking Glass(原題)』などの話題作が待機中だ。
ジェームズ・ボンドとオーベルハウザーの戦いの裏で、組織をめぐる男たちの熱い戦いも要注目の『007 スペクター』は、11月27日(金)~29日(日)の先行公開を経て、12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:レイフ・ファインズとアンドリュー・スコット(『007 スペクター』)
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