『24』出演者のその後【2】

現在、FOXにて全シーズンが一挙放送中の『24 -TWENTY FOUR-』。2002年に始まった同シリーズは世界中で大ヒットしたが、主要キャストがその後どうしているのかを紹介したい。
第2回は、ホワイトハウスにおけるキャストたち。

■デニス・ヘイスバート(デビッド・パーマー役)
高潔で実行力のあるデビッド・パーマー大統領というキャラクターに説得力を与えていたデニス。『24』以前には『ミスター・ベースボール』『メジャーリーグ』シリーズなどのスポーツ映画に出演していたが、以降は『シン・シティ 復讐の女神』『ザ・ユニット 米軍極秘部隊』シリーズといったアクション作品で活躍。また、『マンデラの名もなき看守』では南アフリカの大統領ネルソン・マンデラを演じた。現在は、戦争映画『ジャーヘッド』シリーズの第3弾などが待機中。

■ペニー・ジョンソン・ジェラルド(シェリー・パーマー役)
目的のためには手段を選ばないデビッドの妻シェリーを演じたペニー。TV映画『DC911』ではコンドリーザ・ライスに扮した。『4400 未知からの生還者』『BONES -骨は語る-』『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』などのゲスト出演を経て、『キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き』でゲイツ警部としてレギュラーの座を確保している。

■ジュード・チコレッラ(マイク・ノヴィック役)
冷静沈着な大統領首席補佐官マイクを演じたジュード。『ショーシャンクの空に』『デアデビル』『ターミナル』といった映画や、『LAW & ORDER クリミナル・インテント』『CSI:ニューヨーク』『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』『名探偵モンク』『NCIS』『メンタリスト』などの犯罪捜査ドラマに数多く出演している。さらに、ジャック・バウアー役のキーファー・サザーランドが主演と製作を手掛けたドラマ『TOUCH/タッチ』にも登場した。また、俳優業のほかにフォーク歌手としても活動。CDもリリースしている。

■D・B・ウッドサイド(ウェイン・パーマー役)
デビッド・パーマーの弟ウェインを演じたD・B。出演した映画で知られているのはジェット・リー主演の『ロミオ・マスト・ダイ』くらいで、『NUMB3RS 〜天才数学者の事件ファイル』『グレイズ・アナトミー 恋する解剖学』『しあわせの処方箋』『恋するインターン』『ライ・トゥ・ミー』『SUITS/スーツ』といったTVシリーズでの活躍が目立つ。最新作は、2016年1月に全米で放送開始となるファンタジー『Lucifer(原題)』。

■グレゴリー・イッツェン(チャールズ・ローガン役)
一時は大統領も経験するチャールズ・ローガンを演じたグレゴリー。『フレンズ』『ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル』『ザ・ホワイトハウス』『The O.C.』『スター・トレック エンタープライズ』『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』『メンタリスト』『コバート・アフェア』『ワンス・アポン・ア・タイム』といった幅広いジャンルの作品に出演している。近年の映画としては、スティーヴン・スピルバーグ監督の『リンカーン』で判事を演じていた。

■チェリー・ジョーンズ(アリソン・テイラー役)
テイラー大統領の演技でエミー賞にも輝いたチェリー。保安官を演じたM・ナイト・シャマラン監督作『サイン』をはじめ、『エリン・ブロコビッチ』『ヴィレッジ』といった話題の映画にも出演した。トム・ヒドルストンが実在の歌手、ハンク・ウィリアムズを演じた映画『I Saw the Light(原題)』では彼の母親に扮した。現在は、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺を描いたミニTVシリーズ『11.22.63(原題)』を撮影中。

■グレン・モーシャワー(アーロン・ピアース役)
大統領の警備主任アーロンを演じたグレン。『24』に出演し始めた頃からTV界で仕事をすることが増え、『ザ・ホワイトハウス』『CSI:科学捜査班』『エイリアス』『ER』『チャームド 〜魔女3姉妹』『コールドケース』『ダラス』『キャッスル』『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』といった人気シリーズに登場。また、『XMEN:ファースト・ジェネレーション』『エージェント・オブ・シールド』などのマーベル作品にも姿を見せている。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『24:リブ・アナザー・デイ』
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