火星SF小説"マーズ3部作"のTVドラマ化が決定!

キム・スタンリー・ロビンスン作のSF小説"マーズ3部作"をドラマシリーズとして製作するプロジェクトに、米ケーブル局のSpike TVがゴーサインを与えたことを、米Varietyなどが報じた。

【関連コラム】宇宙SFドラマに再び春が訪れるのはいつのこと?

アメリカで1993年に刊行された「レッド・マーズ」、そして続編の「グリーン・マーズ」「ブルー・マーズ」を合わせた"マーズ3部作"は、火星への入植をテーマに据えたSF小説。200年にわたる火星の開拓を、さまざまな登場人物の目を通して精緻に描ききったことから、優秀なSF作品に贈られるネビュラ賞やヒューゴー賞を受賞した。21ヵ国語に翻訳され、日本では東京創元社より翻訳版が刊行されている。

『Red Mars(原題)』と題されるドラマ化にあたっては、謎のベールに包まれた火星のテラフォーミング(惑星開発)を担う最初の入植者たちが主人公となる。ミッションに参加するべく競争を勝ち抜いてきた者たちが、互いをよく知らぬまま、地球から遠く離れた、想像しうるかぎりの過酷な環境で生き抜いていく姿が描かれるとのこと。

ドラマシリーズの脚本・製作総指揮を担うのは、『センス8』『バビロン5』を手掛けたJ・マイケル・ストラジンスキー。このほか、『ゲーム・オブ・スローンズ』に参加したヴィンス・ジェラルディスらが製作総指揮に名を連ねる。また、原作者のロビンスンもコンサルタントとして参加する。

これまでリアリティショーを中心に番組を編成していたSpike TVが、ドラマシリーズを製作するのは実に9年ぶりのこと。本作は10話構成のシリーズになる予定で、2017年1月の放送に向けて、2016年の夏から撮影が始まるということだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
(C)Game of Thrones (c) 2015 Home Box Office, Inc. All rights reserved.
HBO(R) and related service marks are the property of Home Box Office,
Inc. Distributed by Warner Bros. Entertainment Inc.