『スター・ウォーズ』実写TVシリーズ企画、まだ反古になっていなかった!?

ディズニーがルーカスフィルムを買収する前に、ジョージ・ルーカスが進めていた『スター・ウォーズ』実写TVシリーズの企画。それがまだ反古になっておらず、ルーカスフィルムにおいて検討対象になっていることが分かった。

この情報は、公開が目前に迫る『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のプレス向けイベントにて、slashfilm.comの記者がルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長本人から聞き出したもの。

"企画は結局立ち消えになってしまったのですか?"という記者の問いに、ケネディ社長は、「いえいえ、面白いことに、私たちは時間をたっぷり割いて、ルーカスが作成した資料に目を通しています。可能性をぜひ探りたいと思っています」と答えたという。

2005年に発表された同企画「Star Wars: Underworld」は、『スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐』と『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』の間に時代を設定し、惑星コルサントの地下組織を中心に、ダークでリアリズムに徹したフィルム・ノワール的な物語が繰り広げられることになっていた。驚いたことに、ルーカスは400話ものエピソードを想定し、100話近くの脚本を用意していると伝えられていた。

さらに、ルーカスフィルム買収によってやはり立ち消えになったと思われていたビデオゲーム企画「Star Wars 1313」についてもケネディ社長は触れ、「(コンセプトアートは)信じられないほど素晴らしい出来映えでした。どちらの企画も金脈ですから、投げ出すつもりはありません。時間をたっぷりかけて検討し、議論した上で、企画をさらに進めるかもしれません。ぜひそうしたいと思っています」と話したとのこと。

『スター・ウォーズ』のTVシリーズとしては現在、CGアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』がディズニーXDで放送中。しかし将来的には、実写シリーズが日の目を見ることも期待できるかもしれない。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、12月18日(金)18:30全国一斉公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
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