国際エミー賞受賞の話題作『リターンド/RETURNED』が日本初上陸!

2013年国際エミー賞で連続ドラマ部門に輝いたフランス発のTVドラマ『リターンド/RETURNED』が、3月23日(水)アミューズソフトよりDVDリリースとなる。

本作は、2004年にロバン・カンピヨ監督がメガホンを取った映画『奇跡の朝』をTVドラマとしてリメイク。フランスの放送局Canal+での放映は、平均視聴者数150万を突破と過去にない大ヒットを記録し、同チャンネル全視聴会員数の23.6%を占める、同期のトップ番組となった。本国では、シーズン2の放送が終了したばかり。各国のメディアも絶賛する出来で、英Independent紙は「今年最も優れており、怖く、引きつけられる作品」と評している。他国でも人気は衰えることなく、イギリスのTV局Channel4では、平均視聴者数185万、非英語圏ドラマ歴代最高視聴率をマーク。また、批評サイトMetaCriticでは、2013年新作ドラマとして最高の「92%好評」という驚異的な評価を得た。さらに、アメリカでは2015年にA&E局にてリメイク版『The Returned(原題)』が製作されている。

フランス山間部の静かな田舎町で突如、亡くなったはずの人々が次々に蘇ってくる。彼らは亡くなった当時の年齢・容姿で、死んだことだけの記憶を失った状態だった。自動車事故で亡くなった女子高生のカミーユ(ヤラ・ピラーツ)、結婚式の朝に自殺した新郎のシモン(ピエール・ペリエ)、強盗犯によって殺害された少年のヴィクトル(スワン・ナンボタン)、そして連続殺人犯のセルジュ(ギョーム・グイ)。ただし、亡くなった人が全員蘇るわけではなく、蘇った人々に共通する特徴は一切ない。戸惑いながらも、戻ってきた彼らを必死で受け入れようとする家族は、受け入れきれない現実に苦悩。蘇った本人たちも同様に、自らの存在について苦悩していた。それと同時に、町では停電が繰り返されたり、ダム貯水量が大幅に減ったり、教会の尖塔に動物の死骸が置かれたりといった異常現象も多発。これらの現象と、蘇った人たちとの関係とは...というストーリーだ。

監督は、『消えたシモン・ヴェルネール』を手掛けたファブリス・ゴベール。キャストはアンヌ・コンシニ(『潜水服は蝶の夢を見る』)、フレデリック・ピエロ(『ずっとあなたを愛してる』)など。

独創的なストーリーで英米の視聴者をも魅了した『リターンド/RETURNED』は、3月23日(水)よりDVDリリース。(海外ドラマNAVI)

Photo:『リターンド/RETURNED』
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