多くのリクエストを受けて、今年1月2日(土)から2週間限定でBunkamuraル・シネマにて急遽上映され、満席続出と連日好評を博した『夏の夜の夢』。公開終了後に再上映を望む声が高まり、この度、2月20日(土)より同劇場でのアンコール上映が決定した。
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上映スケジュールは以下の通り。
2月20日(土)~2月26日(金) 18:50
(※上映期間延長の可能性あり)
ブロードウェイ・ミュージカル『ライオンキング』でトニー賞を受賞した気鋭の演出家ジュリー・テイモアが手掛けた舞台を、撮影ロドリゴ・プリエト(『ブロークバック・マウンテン』)、作曲エリオット・ゴールデンサール(『フリーダ』)という面々とともに撮影した『夏の夜の夢』は、2014年のトロント国際映画祭でプレミア上映され批評家の称賛を浴びた作品。
ウィリアム・シェイクスピアによるこの喜劇では、4つの話が見事に絡み合い紡がれる。結婚間近のアセンズ公シーシアスとアマゾン国のヒッポリタ、喧嘩中の妖精王オーベロンと女王タイターニア、森で恋の駆け引きを繰り広げる4人の恋人たち、そしてシーシアスとヒッポリタの結婚式の余興で演じる舞台を練習している一団。彼らがそろって夏至の夜の森に集まったことから巻き起こる、面白くも幻想的なヒューマンドラマ。テイモアは、光と影のコントラストを駆使し、力強く魅惑的な"愛"の幻影を表現している。
キャストには、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』のキャサリン・ハンター、『HOMELAND』のデヴィッド・ヘアウッド、『アベンジャーズ』のティナ・ベンコ、『LAW & ORDER:性犯罪捜査課』のマックス・カセラなどが名を連ねる。
何度もリクエストされることからも完成度の高さがうかがえる『夏の夜の夢』。現時点でソフト化の予定がない本作のアンコール上映は、Bunkamuraル・シネマにて2月20日(土)よりスタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:『夏の夜の夢』