あの二人が帰ってきた!『X-ファイル 2016』風間杜夫&戸田恵子による公開アフレコイベント開催

やはり、X-ファイルは存在した! そして、あの二人が帰ってきた! 世界中にオカルトブームを巻き起こし、日本でも今に続く海外ドラマの隆盛に寄与した『X-ファイル』が新シリーズ『X-ファイル 2016』となって復活。主役のモルダーとスカリーの声優も、テレビ朝日版での印象が深い風間杜夫と戸田恵子の名コンビで再出動が決定した! そして、この復活を記念して、2月23日(火)、都内にて公開アフレコイベントが開催され、風間杜夫と戸田恵子が登壇した。

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新シリーズのストーリーは完全オリジナルの6話構成。物語は、モルダーとスカリーが外国人拉致被害事件の容疑者を追うところから始まる。新シリーズでは、この二人だけでなく、ファンにはおなじみのスキナー、シガレット・スモーキングマン、ローン・ガンメンらも登場する。本作は今年1月に全米で放送されると、過去10年間の1時間もののTVドラマとして最高視聴者数を叩き出すなど、人気の高さをあらためて証明。続編を待ち望んだファンだけでなく、シリーズを知らなかった若い層にまで幅広く受け入れられ、大反響を呼んだ。

新シリーズが始動することについて、風間は「またモルダーの吹替ができるということで、大変嬉しく思いました。収録が終わって十数年が経ちましたが、また始まったのかとウキウキしました」とコメント。戸田も「新シリーズということをギリギリまで知らなくて、実際に台本と映像をもらってから、新シリーズだと気づきました(笑) 声をあてた人が私たちと同じように年を経て、新しく撮影した作品に再び声をあてられる喜びをすごく感じました」と語り、二人とも『X-ファイル』との再会を喜んでいた。

また、風間は「僕にとって初めての吹替の仕事だったので、声優の先輩として戸田さんには随分と助けてもらいました。それと、X-ファイルのファンから色紙にサインを求められる時に、必ず"モルダー役の風間"と書いてほしいと言われましたね」と思い出を披露。当時との比較について、戸田は「スカリー役のジリアン・アンダーソンは妊娠中も撮影をされていましたし、新シリーズではお顔がものすごくシェイプアップされているんですよ。当時を思うと、ふくよかになったり、痩せたりと、美しいと思うんですけど、様変わりしていく女優さんなんだなと思って、吹替をしていましたね。最初のシーズンから思うと、どんどんキレイになっていくなと。私は全く変わらないんですけどね(笑)」と語った。続けて風間も「十数年ぶりなので、さすがにドゥカヴニーさんも老けたなと思いました。俺も老けたけど、ドゥカヴニーも老けたなと(笑)」とモルダー役のデヴィッド・ドゥカヴニーとの作品越しの再会を懐かしむと、戸田が「風間さんはいつお会いしても、お変わりなくてお若いので、そこが超常現象ですよ(笑)」と、『X-ファイル』にちなんでツッコミ。会場が笑いに包まれた。

その後、復活記念として新シリーズの予告編のアフレコ収録がスタート。トークでは和やかな雰囲気の風間と戸田だったが、台本を持つと表情が一変。予告編の内容は、宇宙人、政府の陰謀、極秘実験など、実に『X-ファイル』らしい内容。そこに、再びモルダー、スカリーを演じる二人の息の合った演技が合わさり、いよいよ『X-ファイル』が復活するのだと実感させられるアフレコが披露された。なお、このイベントでアフレコ収録された予告編は、特別編として公式サイトでも公開が予定されている。

『X-ファイル 2016』は、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンより、2016年夏にデジタル配信、ブルーレイ&DVDが発売・レンタル予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『X-ファイル 2016』公開アフレコイベントでの風間杜夫と戸田恵子