オスカー逃したシルヴェスター・スタローンをシュワちゃんが激励!

先月28日にロサンゼルスで開催され、いくつかのサプライズも起きた第88回アカデミー賞授賞式。その中でも最大の驚きと言えるのが、『クリード チャンプを継ぐ男』のシルヴェスター・スタローンがアカデミー賞助演男優賞を逃したことだが、そんな彼に向けて、盟友のアーノルド・シュワルツェネッガーがエールを贈っていることが分かった。米Peopleが伝えている。

助演男優賞は、シルヴェスターではなく、『ブリッジ・オブ・スパイ』のマーク・ライランスが手にしていた。その結果を受けて、シュワルツェネッガーは画像共有サイトInstagramに、シルヴェスターへのメッセージを投稿。そこに添えた動画の中で、「シルヴェスター、誰が何を言おうとも、これだけは覚えておいてくれ。俺にとってはお前が最高だ。お前こそが勝者だよ。お前のことを誇りに思う」と激励している。シュワルツェネッガーは、シルヴェスターが脚本・主演を務めた『エクスペンダブルズ』シリーズで彼と共演していた。

今回、当たり役の一つであるロッキー・バルボアを今一度演じていたシルヴェスター。自ら脚本を書き、主演を務めた1976年の映画『ロッキー』はアカデミー賞で作品賞、監督賞などに輝き、彼自身も主演男優賞と脚本賞の2部門でノミネートされたが、惜しくも受賞は逃していた。そんなロッキー役で約40年ぶり3度目のノミネートを果たしたことについて、本人はアカデミー賞授賞式前に行われる候補者たちの集う恒例の昼食会の席で、「アカデミー賞は私にとって最も高い、どうしても超えられない壁でした。まさか再びこの場に立てるなんて思いもしませんでした。奇跡ですね。年を取るにつれて、チャンスはどんどん減っていきます。奇跡は起きにくくなるんです。娘たちからようやく俳優として見られるようになって嬉しいですね」と喜びを示していた。前哨戦のゴールデン・グローブ賞を手にしたこともあり、本命と見られていただけに無念だろう。

シュワルツェネッガーだけでなく、ファンたちからも温かい言葉を贈られたシルヴェスターは、Instagramにメッセージを投稿。授賞式の会場で右手を握り、ウインクしている画像とともに、「ロッキーのような世界に実際に生きているすべての人に伝えたい。どうか夢を追い続けてくれ。決して諦めるな! 励ましてくれてありがとう」というコメントを発している。

なお、同じく俳優である彼の弟フランクは失望を隠しきれなかったようで、授賞式後にTwitterで「アカデミー賞協会は恥じるべきだ。シルヴェスターが勝者なのは誰が見ても明らかだろう。マーク(・ライランス)って誰だ? ハリウッドはクソだ」などと強い口調で反応していた。

今年7月に70歳となるシルヴェスター。アクション俳優として認識されている彼にとって演技を評価されることは稀だが、上記のメッセージのように、彼自身も夢を追い続けてほしい。(海外ドラマNAVI)

Photo:アーノルド・シュワルツェネッガーとシルヴェスター・スタローン(C)Izumi Hasegawa/HollywoodNewsWire.net