映画『幸せをつかむ歌』、"マッドハッター"セバスチャン・スタンの場面写真解禁!

アカデミー賞に3度輝く女優メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』『クレイマー、クレイマー』)が、ロックミュージシャンに扮し生歌を披露する映画『幸せをつかむ歌』。本作から、『ゴシップガール』のカーター役や、『ワンス・アポン・ア・タイム』のマッドハッター/ジェファーソン役でもおなじみのセバスチャン・スタンの場面写真が解禁となった。

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メリルが本作で演じるのは、ミュージシャンという夢を追いかけて家族を捨てたリッキー。元夫のピートから娘のジュリーが夫に捨てられて自殺未遂を起こしたと知らされたリッキーが、数十年ぶりに帰郷を果たしたことから状況は一変する。彼女は母として家族と再び向き合い、"歌"という自分にできる方法で彼らとのわだかまりを解いていく...というストーリーだ。

そしてセバスチャンが演じるのは、リッキーの息子ジョシュ。ジョシュは恋人との結婚を控えており、息子の結婚という家族にとっての一大イベントが、リッキーが家族との絆を取り戻すための鍵になっていく。人の幸せをまだ素直に喜べない傷心の姉ジュリーや、母リッキーを冷めた目で見る兄アダムに対し、ジョシュは母との仲をなんとか取り持とうと努力するが、彼自身も母親を結婚式に招待すべきか悩んでいるという役どころだ。今回解禁となった写真は、本作のクライマックスでジョシュがまさに結婚式を迎えた当日のもので、スーツに兄のアダムとおそろいの緑の飾りを着けて笑顔を見せている。

セバスチャンは、ジョシュの気持ちをこう分析する。「多分彼は、母親を招待するのが正しいことだと感じてるんだろう。息子が結婚するんだから、母親はその場にいるべきだってね。でも同時に、母親に対して自分がもっと深い愛情を持てたらいいのに、とも思ってるんじゃないかな。ジョシュにとってリッキーは、母親というよりも家族ぐるみの友人のような存在なんだ。その一方で、自分の夢を追って自分らしく生きることにした彼女を尊敬する気持ちもある」

『キャプテン・アメリカ』シリーズでキャプテン・アメリカの親友バッキーを演じ、現在公開中の『オデッセイ』では乗組員のベックに扮するなど、このところSFやファンタジーの出演作が続いているセバスチャン。『幸せをつかむ歌』は、そんな彼の等身大の魅力を垣間見ることができる貴重な作品だ。

セバスチャンとメリルのほかには、『イン&アウト』のケヴィン・クライン、メリルの実の娘メイミー・ガマー、『プライベート・プラクティス』のオードラ・マクドナルドなどが出演。監督は『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミ、脚本家は『JUNO/ジュノ』のディアブロ・コディと、キャストのメリルとケヴィンを含めてアカデミー賞受賞者が集結した作品でもある。

人気上昇中のセバスチャンにも注目の映画『幸せをつかむ歌』は、3月5日(土)、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:『幸せをつかむ歌』のセバスチャン・スタン(左)