エミー賞が多数のルール変更を発表!

米国テレビ芸術科学アカデミー主催によるエミー賞は、TV界のアカデミー賞とも言われる演技賞。ドラマ製作者やTVで活躍する俳優にとって最も栄誉ある同賞が、多数のルール変更を行うことを発表した。

米国テレビ芸術科学アカデミーの公式ウェブサイトによると、近年におけるTVの枠を超えた、ストリーミングサービスによるドラマシリーズの配信といった時代の変化に伴い、新カテゴリーを追加するなど賞の改変を行うことを決定。

まずは、コメディシリーズ部門とドラマシリーズ部門の監督賞と脚本賞のノミネーション枠が、5つから6つへ増やされることとなった。また、エピソード数が少ないミニシリーズの製作が増加しつつある傾向を踏まえて、ミニシリーズ部門の定義も変更へ。新たに追加されることが決まった短編シリーズ部門は、地上波局とケーブル局、衛星放送とインターネットで放送・配信された1話15分以下で最高6話構成の作品がエントリー対象となる。短編シリーズ部門の作品賞は、コメディ&ドラマ作品賞、バラエティ作品賞、リアリティ&ノンフィクション作品賞という3つのカテゴリーに分けられる。さらに、コメディ&ドラマ短編シリーズから選出される、主演男優賞と主演女優賞のカテゴリーも加わる。

そして、コメディ&ドラマシリーズともに、レギュラーシリーズとして放送・配信された作品において、6話以下の短いシーズンが追加された場合でも、レギュラーシリーズと見なされるとのこと。しかし、追加されたエピソードが1話や2話の場合は、TV映画もしくはリミテッド・シリーズのカテゴリーに入ることになる。

新たな改変ルールは、今年開催される第68回エミー賞授賞式より適応される予定だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:エミー賞トロフィー
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