大ヒットドラマ『メンタリスト』のファイナル・シーズン(シーズン7)が、5月25日(水)22:00より、スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送スタートとなる。シーズン6では、これまで続いてきたレッド・ジョンとの戦いに終止符が打たれ、またジェーンとリズボンの関係にも大きな進展があった。そして舞台をCBIからFBIに移し捜査の規模もスケールアップ!、さらにFBI捜査官の中にも『メンタリスト』を支えるナイス・キャラたちが多く登場!
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ファイナル・シーズンをより楽しむために、今回はシーズン6から『メンタリスト』を支えているナイスFBI捜査官にスポットを当て、ジェーンとリズボンと共に物語をフィナーレへと導くメンバーたちを紹介していこう。
■デニス・アボット
FBI管理官。リズボンたちCBI捜査チームが担当していた事件を引き継ぐことになる。ジェーンとレッド・ジョンとの間に起きた事も把握しており、はじめは高圧的な態度でFBIへの捜査協力を強要してくるが、共に捜査を進めていく中で、ジェーンの描く鮮やかな事件解決までのシナリオを体感。その後は「メンタリスト」の作戦に自らも参画し、楽しみながらチームの采配を進めている。リズボン、チョウをはじめとし、優秀な人材はどんどん自分の担当事件に登用。ジェーンが一度捜査中に行方をくらました際、その居場所を特定したのは、名前も知らなかった若手IT分析官のワイリーだったが、彼のこともすぐに捜査チームに加えるなど、人を観る管理官としての能力は高く、事件解決に向けて物事を速やかに進める実行力のある有能な管理官といえる。
ロックモンド・ダンバー/主なTVシリーズ出演作に『プリズン・ブレイク』、『サン・オブ・アナーキー』などがある。『グレイズ・アナトミー』や『CSI:マイアミ』等でもゲスト出演歴あり。映画『キスキス、バンバン』にもMr.ファイア役で出演している。
■ジェイソン・ワイリー
FBIのIT分析官。一見内気なキャラを思わせる登場だったが、周囲から思われているよりも陽気で明るく、強面のチョウに対しても、初対面でひょいと話かけてくるような、どこか人懐っこいところがある。捜査に臨む姿勢も積極的で、コンピューターによる情報分析の腕は良い。ハイテク環境を駆使して現場の捜査官を見事にサポートしていく。また、ジェーンの考えるアイデアにはいつもワクワクしているようで、他の先輩捜査官たちがジェーンの考えが読めずにやきもきしていても、ワイリーだけはそれを楽しみながら、いつもニコニコしてノリがいい。
ジョー・アドラー/『BONES』『シェイムレス』『モダンファミリー』『クリミナル・マインド』等にゲスト出演多数。昨年日本でもヒットした映画『メイズ・ランナー』のザート役と、本作のワイリー役で人気を博し活躍中。
■ミシェル・ヴェガ
ファイナル・シーズンから登場の新人捜査官。フィッシャーが抜けた後、新たにアボットのチームに配属される。FBIアカデミーを卒業したばかりのフレッシュさで、活気とやる気に満ちており、可愛らしい外見だが腕っぷしも強く、チョウとは馬が合うようだ。また、ワイリーとも一緒に仕事を進めることが多い。しかしながら、最初はジェーンの型破りな捜査方法に少々困惑気味のよう。
ジョジー・ローレン/『ヴェロニカ・マーズ』、『ミディアム』、『キャッスル』などのTVシリーズにゲスト出演。『21オーバー 最初の二日酔い』や『セブンティーン・アゲイン』など映画にも出演している。
■マーカス・パイク
FBI捜査官で美術品部隊に所属、窃盗殺人事件の捜査でアボットのチームと一緒に協力して事件を解決する。リズボンに積極的にアプローチし、付き合うことに。そして自分との将来を考えてほしいと打ち明け、一緒にDCへ行くことを提案。それに心が揺れ動くリズボンだったが...。彼の存在こそが、ジェーンがリズボンに対する思いに真剣に向き合う大きなきかっけとなった。
ペドロ・パスカル/『LAW&ORDER』シリーズ、『グッドワイフ』などゲスト出演作品多数。最近では本作のほか、『ゲーム・オブ・スローンズ』のオベリン役、Netflixの『ナルコス』などに出演し幅広い演技力で活躍中。
■キンブル・チョウ
元CBI捜査官でリズボン、ジェーンたちとともにレッド・ジョン事件を追っていたおなじみのチョウ捜査官だが、CBIの捜査チームが解体された後はFBIに入局。アボットのチームで引き続き凶悪犯罪を追っており、まじめで正義感に燃える気質は最後までブレない。これまでに引き続きリズボン、ジェーン、アボットからの信頼も厚く、ワイリーやヴェガたちからみても頼れる先輩捜査官だ。
ティム・カン/『ザ・ソプラノズ』『LAW&ORDER: 犯罪心理捜査班』『ゴースト~天国からのささやき』『名探偵モンク』などゲスト出演多数。本作の後、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』シーズン7にも出演している。
■ウェイン・リグスビー&グレース・ヴァンペルト
シーズン6で無事に結婚した二人。CBI閉鎖後は、ネットセキュリティ会社を立ち上げ、仕事も子育ても順調の様子だったが、元CBIのメンバーを攻撃する何者かを突き止めるために、仲間たちと再びタッグを組み捜査を進め、最後の危機を乗り越えていく。二人ともFBI捜査官への誘いを受けるも、二人でやっていく道を選ぶ。
オーウェン・イオマン/『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』でT-888型ターミネーターを演じ、強い印象を残したが、映画『アメリカン・スナイパー』やTVドラマ『SUPERGIRL』でも、その存在感は抜群。
アマンダ・リゲッティ/リメイク版・映画『13日の金曜日』で、『スーパーナチュラル』サム役のジャレッド・パダレッキと共演している。TV『アントラージュ』や『シカゴ・ファイア』『シカゴ P.D.』等ドラマゲスト出演も多数。
■テレサ・リズボン
元CBI上級捜査官。連続殺人犯レッド・ジョンを、ジェーン、チョウ、リグスビー、ヴァンペルトらと共に長年に渡り追ってきた。シーズン6でCBIが閉鎖となり、ジェーンが姿を消してからは警察署長としてこれまでとは違う緩やかな日常を過ごしていた。が、ジェーンが再びFBIで捜査協力をすることになった際、絶対条件としてリズボンをFBIに呼ぶ。当初はジェーンの唐突さに自分の人生を掻き乱さないで欲しいと腹を立てていたようだが、元々優秀な捜査官なので、FBI入局後はすぐにアボットのチームに馴染んで、みんなと共に捜査にあたる。女性として、パイクとジェーンの間で揺れ動いたものの、ファイナル・シーズンではジェーンとどのようなやり取りをしていくのかが非常に楽しみだ。
ロビン・タニー/『エンド・オブ・デイズ』『バーティカル・リミット』など多くの映画に出演。TVでは『Dr.HOUSE』にゲスト出演し、『プリズン・ブレイク』のシーズン1・2でベロニカ・ドノバンを演じた。本作で人気・実力とも不動のものに。
■パトリック・ジェーン
レッド・ジョンに妻子を殺害されてから、リズボンたちのチームで捜査コンサルタントとして共に犯罪捜査をし、レッド・ジョンとの壮絶な戦いに終止符を打ったジェーン。その後しばらく身を潜めていたが、FBIのアボットのチームからコンサルタントとして捜査協力依頼を受ける。CBIからFBIへ舞台は移っても、ジェーンの「メンタリスト」としての活躍は冴え渡り、次々と事件を解決。シーズン6後半では、仕事の後にパイクのもとへ向かうリズボンの姿を無言で見守るというエンディングが続き、視聴者もそれには心配だったに違いないが、ついにリズボンへ本心を伝える。ファイナル・シーズンでは、リズボンとの未来にどのように向き合っていくのかが気になるところ。フィナーレを飾る、ジェーン渾身のトリックを見届けよ!
サイモン・ベイカー/『L.A.コンフィデンシャル』『プラダを着た悪魔』などの映画で活躍。『堕ちた弁護士~ニック・フォーリン~』でゴールデングローブ賞TV部門の主演男優賞にノミネート。本作ではエミー賞のドラマ・シリーズ主演男優賞にノミネートされた。また、脚本・監督を務めるエピソードもある。
■製作総指揮 ブルーノ・ヘラー
2008年より『メンタリスト』の製作総指揮、脚本を務める。シーズン6放送当時、ヘラーは「レッド・ジョンとの対決シーンについては、そのほとんどサイモンが脚本を書いて、演出したんだよ。それまでジェーンが抱えてきた感情や感覚が、それまで背負ってきたプレッシャーや重荷とともに解消されていく、大変なシーンだけど、見る甲斐があると思う」とコメントしていた。
HBO/BBC共同制作の『ROME ローマ』のクリエイターの一人として注目を集めたのち、『メンタリスト』でもクリエイター/製作総指揮をつとめるとともに、脚本家チームのトップとして、エピソード脚本執筆も手がけている。最新作は『GOTHAM/ゴッサム』。
キャストやスタッフとともに柔軟な視点で作品づくりにあたるブルーノ・ヘラーの活躍に今後も期待したい。『メンタリスト』という素晴らしい作品をつくり続けてくれて本当にありがとう!
★放送情報
『メンタリスト ファイナル・シーズン』 は、海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて5月25日(水)よる10時より、独占日本初放送!
【二か国語版】毎週水曜よる10時~ 【字幕版】毎週水曜深夜0時~
さらに!5月2日(月)12:00よりシーズン1~6 全138話を一挙放送!
『メンタリスト』スーパー!ドラマTV公式ホームページはこちらから
Photo:『メンタリスト』
(C)Warner Bros. Entertainment Inc.