5月3日（火）、アメリカ演劇界で最も権威のあるトニー賞の候補が発表され、ブロードウェイで大ヒット中のミュージカル『Hamilton』が史上最多となる16ノミネートを果たした。
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『Hamilton』13部門16ノミネート結果は以下の通り。
作品賞／脚本賞／主演男優賞（リン＝マヌエル・ミランダ、レズリー・オドム・Jr）／主演女優賞（フィリッパ・スー）／助演男優賞（ダヴィード・ディグス、ジョナサン・グロフ、クリストファー・ジャクソン）／助演女優賞（レネイ・エリス・ゴールズベリイ）／装置デザイン賞／衣装デザイン賞／照明デザイン賞／演出賞／オリジナル楽曲賞／振付賞／オーケストラ編曲賞
同作の脚本・音楽・主演を手掛けたのは、トニー賞とグラミー賞を受賞したミュージカル『イン・ザ・ハイツ』のリン＝マヌエル・ミランダ。アメリカ建国の父の一人で、10ドル札の肖像になっているアレクサンダー・ハミルトンの生涯を、ヒップホップで綴るという斬新なスタイルが話題を呼び、チケット入手が困難な人気作となっている。今年2月には、第58回グラミー賞授賞式のオープニングを飾ったことでも話題を集めた。
そのほかには、演劇主演男優賞にジェフ・ダニエルズ（『ニュースルーム』）やマーク・ストロング（『イミテーション・ゲーム／エニグマと天才数学者の秘密』）、演劇主演女優賞にジェシカ・ラング（『アメリカン・ホラー・ストーリー』）やミシェル・ウィリアムズ（『ブロークバック・マウンテン』）など、映画やドラマでおなじみの面々もノミネートされた。
ニューヨークのビーコン・シアターで開催される第70回トニー賞授賞式は、WOWOWプライムにて6月13日（月）8：00より二ヵ国語版で生中継。日本のスタジオには、日本版ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』のメインキャスト、中川晃教、藤岡正明、中河内雅貴、海宝直人、矢崎広、福井晶一、吉原光夫が生出演し、スペシャルパフォーマンスを披露する予定だ。6月18日（土）19：00より字幕版が放送される。（海外ドラマNAVI）
Photo：『Hamilton』
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