架空の中東の国を舞台にして、ある独裁者一族をめぐる愛憎劇を描き、"中東版ゴッドファーザー"と言われる『タイラント-独裁国家-』。そのシーズン2が、Huluにて本日5月23日(月)より日本独占最速配信となった。
小児科医師バサム・"バリー"・アルファイードは、若い頃に米国へ自主亡命して以来、20年もの間一度も母国アブディンに帰国せず、ロサンゼルスで幸せに暮らしていた。自分の過去について家族に何も語らないバリーだが、実は独裁国家アブディンで圧倒的な力を保持する大統領の息子。残虐な行為で国民を弾圧統制する恐怖政治を何十年も続ける父に反発し、ほとんど連絡も取っていなかった彼だが、兄ジャマルの息子の結婚式に参列するため、渋々、家族も連れて20年ぶりに帰国することに。しかし式の当日、父親が脳卒中で急死、兄も交通事故によって瀕死の重態となってしまう。父の死後、自動的に大統領となった病み上がりの兄をサポートしようと不本意ながらも母国に滞在することを決意するが...。
武力で統制しようとする兄と、対話を重んじ、民主主義精神で問題解決を図ろうとする弟。シーズン2では兄の武力弾圧を阻止しようとしたバリーの前にさらなる困難が立ちはだかる。兄を「独裁」という名の凶器から守るため、バリーは一族の絆を壊しかねない「ある行動」を開始。常に命を狙われ、身内も信じることのできない緊迫した状況の中、バリーが下した決断とは――。
製作を手掛けるのは、『HOMELAND』のハワード・ゴードンとギデオン・ラフ。『MISTRESS<ミストレス>』のアダム・レイナー、『女検察官アナベス・チェイス』のジェニファー・フィニガン、『キングダム/見えざる敵』のアシュラフ・バルフムなどがシーズン1に続いて出演している。また、シーズン3の制作もすでに決定しており、新たに『SEX AND THE CITY』のクリス・ノースがレギュラー出演することも発表されている。
『タイラント-独裁国家-』シーズン2はHuluにて本日より日本独占最速配信スタート。シーズン1は全10話配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『タイラント-独裁国家-』
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