すでにお伝えした通り、米CBSで昨年10月から放送されていたスーパーヒロインのドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』は、シーズン2から米CWで放送されることになった。放送局の変更は、番組の内容にどのような影響を与えるのだろうか? CWのマーク・ペドウィッツ社長が答えた。
米Entertainment Weeklyが伝えたところによると、記者から質問を受けたペドウィッツ社長は、次のように答えたという。
「(製作総指揮者の)グレッグ・バーランティと、彼が率いる製作チームとともに、来週あたりを目処に話し合うつもりです。番組の方向性について大まかに考えていることはあります。グレッグとの連携は良好ですから、私たちが求めることを彼らは理解してくれるでしょう。番組のトーンについてですが、本作はかなり成功を収めています。本来、本作を放送すべきだったCWに放送局が変更になったからといって、番組のトーンが大きな影響を受けるとは思いません」
さらに、「(放送局の変更は)CWにとって良いことです。親会社(ワーナー・ブラザースとCBSコーポレーション)も、CWが最適の場所だと認め、全員が強く支持してくれました」とペドウィッツ社長は続けている。
一つ気になるのは、本作に出演しているキャリスタ・フロックハートの去就。彼女が演じる、主人公カーラの上司キャット・グラントは、前シーズンでファンの人気を集めるキャラクターに成長した。シーズン2では制作費を抑えるため、撮影地はロサンゼルスからカナダのバンクーバー市へ移されることが決まったが、キャリスタはもともと、居住地の近くにあるロサンゼルスでの撮影を条件に番組に参加していた。
そのキャリスタは、米Hollywood Reporterが先日伝えたところによれば、撮影地の変更を了承したとのことだったが、ペドウィッツ社長の今回の発言によると、シーズン2における参加はまだ不確かのようだ。「(キャリスタと)協議をしているところです。本人は参加し続けたいと思ってくれています。どのようなキャパシティであれ、彼女の参加は喜ばしいことだと思っています」と社長は話しており、キャリスタの出番が今後減る可能性もあることを匂わせている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『SUPERGIRL/スーパーガール』
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