米ロサンゼルスにて、5月23日(月)~27日(金)の間、LAスクリーニング2016が開催されている。米5大ネットワークの新作ドラマについては先日当サイトのニュースでもお伝えした通りだが、今日は現地時間5月25日(水)のCBSスタジオ試写作品について紹介しよう。
1.『NO TOMORROW』:流通業で品質管理査定をしている平和主義で安定志向型の女子が、ある日、何にもとらわれず自由に生きる男性と出会ってしまい恋に落ちる。彼の影響で、それまで我慢してきたことにトライし始める彼女と、それを取り巻く周囲の人々の様子もコミカルに描かれる。
2.『BULL』:CBSの超人気長寿ドラマ『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』のトニー役で知られるマイケル・ウェザリー主演。マイケルが演じる主人公の心理学者が、最新テクノロジーを駆使しながら裁判で陪審員の心理をじわじわと把握し、被告弁護団を勝利に導いていくという内容。『NCIS』卒業後のマイケルの新たな活躍が楽しみな作品。
3.『THE GREAT INDOORS』:『コミ・カレ!!(原題:Community)』で主人公の元弁護士ジェフを演じたジョエル・マクヘイル主演のコメディ。アウトドア雑誌のレポーターとして"アウトドア"派で活躍していた男が、突然編集部で"インドア"で働くことに。スティーヴン・フライが彼のボス役で登場している。
4.『DOUBT』:『グレイズ・アナトミー』のキャサリン・ハイグル主演の法廷ドラマ。今回彼女は優秀な弁護士を演じている。『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のソフィア役で一躍人気を博したラヴァーン・コックスをはじめ、脇を固める個性的な俳優陣にも注目したい。
5.『MACGYVER』:主人公マクガイバーを演じるのは、『X-MEN:フューチャー&パスト』『X-MEN:アポカリプス』等の出演で知られるルーカス・ティル。彼を支える共演者には、『CSI:科学捜査班』のニック・ストークス役でお馴染みのジョージ・イーズ。二人の掛け合いに期待が高まる。
6.『MAN WITH A PLAN』:『フレンズ』のジョーイ役で日本でも人気者のマット・ルブランが、今作では子育てに奮闘する父親役を演じる。3人の育ち盛りの子どもたち&仕事に復帰し絶好調の妻との間で、面白おかしく過ぎて行く日常を描いたファミリーコメディ。
7.『INCORPORATED』:ベン・アフレックとマット・デイモンの二人が手掛けることで話題となっているSyfyのスリラー作品。二人は今作では制作だけでなく脚本にも携わっており、細やかに描かれる近未来の設定と程よく張り巡らされた伏線によって、引き込まれる要素も充分。
8.『AMERICAN GOTHIC』:スティーヴン・スピルバーグの制作会社アンブリンとCBSスタジオが贈る、サマーシーズン向けのミステリードラマ。一つ一つの事件や、徐々に発見されていく出来事によって、これまで平和だった家族のショッキングな過去や秘密が明かされていくことになるであろうサスペンス作品。
9.『BRAINDEAD』:蟻の大群が夜中に侵入してきて、人間の脳を食べる、という事態に直面していく人々を描いたコミックスリラー。『The Returned』の出演で知られるメアリー・エリザベス・ウィンステッドが主人公の若い政府職員を演じる。また『名探偵モンク』のトニー・シャルーブも出演。
10.『I"M DYING UP HERE』:時代背景は1970年代。売れないスタンダップコメディの店で、客を笑わせるため頑張る役者たちの姿を描いた物語。最近では『ウェイワード・パインズ』で強烈な印象を与えたメリッサ・レオが今作でも強い女オーナー役を演じている。
※クレジットは最終決定ではなく、変更される場合あり。
作品の詳しい紹介はLAスクリーニング2016特集で公開予定。次回のLAスクリーニング2016・スタジオ速報ニュースもお楽しみに!(海外ドラマNAVI)
Photo:マイケル・ウェザリー
(C)Ima Kuroda/HollywoodNewsWire.net