日本ではNetflixで配信されている人気ドラマシリーズ『ジ・アメリカンズ』が、新たに2シーズン分の製作を決定し、シーズン6で終了することが明らかとなった。米Varietyが報じている。
本作は、冷戦時代を舞台に、ケリー・ラッセル(『フェリシティの青春』)とマシュー・リス(『ブラザーズ&シスターズ』)の二人が、ソ連のKGB工作員としてアメリカ人夫婦を装ってワシントンD.C.で活動する姿を描くスパイサスペンス。このほど更新が決まったシーズン5は全13話構成で2017年に、ファイナルとなるシーズン6は全10話構成で2018年に、それぞれ放送される予定だ。現在、米FXで放送中のシーズン4は6月8日にシーズンファイナルを迎える。
本作のクリエイターであるジョー・ワイズバーグとジョエル・フィールズは、FXで新たなドラマを手掛けることがすでに決定しているという。
FXの番組編成部代表のエリック・シュライアーは、「これまでの4シーズンを通して、『ジ・アメリカンズ』は素晴らしい番組の一つとなり、年々評価を高めてきました。番組に関わる全ての人たちが称賛される功績を残し、特にショーランナーのジョー・ワイズバーグ、ジョエル・フィールズ、グレアム・ヨスト、そしてケリー・ラッセル、マシュー・リス、ノア・エメリッヒ、アリソン・ライト、ホリー・テイラー、アネット・マヘンドルをはじめとするキャストは毎年素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。我々は、ジョーとジョエルがこれからの2シーズンで物語の結末を完璧に描いてくれると確信しています」とコメントしている。
2013年の放送スタート以来、毎年エミー賞で候補になるなど高く評価されている本作。昨年は、ゲスト出演のマーゴ・マーティンデイル(『8月の家族たち』)がエミー賞を獲得した。
さらに、劇中で夫婦を演じるケリーとラッセルは、実生活でも交際しており、今年1月にはケリーが妊娠していることが明らかになっていた。(海外ドラマNAVI)
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ケリー・ラッセル (C)Kazuki Hirata/www.HollywoodNewsWire.net
マシュー・リス (C)Ima Kuroda/www.HollywoodNewsWire.net