メキシコの新たな注目映画『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』が作品賞を含む3冠達成!

アカデミー賞で2年続けて監督賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『レヴェナント:蘇えりし者』)をはじめ、ギレルモ・デル・トロ(『クリムゾン・ピーク』『ストレイン 沈黙のエクリプス』)、アルフォンソ・キュアロン(『ゼロ・グラビティ』『BELIEVE/ビリーブ』)など多くの才能を近年輩出してきたメキシコ。そんな同国を代表する映画業界賞、ルミナス賞で、米国とメキシコが共同プロデュースした映画『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』が3冠に輝いた。

第二次大戦中のアメリカを舞台に、父と息子の絆を描いた本作は、作品賞、監督賞(アレハンドロ・モンテベルデ)、期待される俳優賞(ジェイコブ・サルヴァッティ)の3部門を制覇。また、メキシコが製作した作品としては2015年の同国成績で年間第2位、実写映画では第1位という興行的な成功も収めている。

主人公の少年を演じたジェイコブは、『MAD MEN マッドメン』『GRIMM/グリム』『クリミナル・マインド』といった人気ドラマにも出演してきたベテラン子役。ほかに、『戦火の馬』のエミリー・ワトソン、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のトム・ウィルキンソン、『シン・レッド・ライン』のベン・チャップリン、『HACHI 約束の犬』のケイリー=ヒロユキ・タガワ、『プリズン・ブレイク』のマイケル・ラパポート、本作のプロデューサーも兼ねるエドゥアルド・ヴェラステーギ、『エージェント・オブ・シールド』の尾崎英二郎など、米国・英国・メキシコ・日本の国際色豊かな顔ぶれとなっている。

『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』は8月27日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』ポスター画像
(C)2014 Little Boy Production, LLC.All Rights Reserved.