放送延期が続き、今年初めには撮影が一時中断していた米HBOの新作ドラマ『Westworld（原題）』が、今秋にプレミア放送されることを、米Varietyなどが報じた。
もともとは2015年放送予定だった本作は、制作スケジュールの遅れにより放送が延期。今年1月には撮影が中断していた。一時は2017年まで放送がずれ込むと見られていたが、今秋の放送に間に合う見込みが立った模様だ。ただし、オンエアの日時はまだ決まっていない。
撮影の遅れについて、製作総指揮者のジョナサン・ノーランは、これまでに手掛けたクリスチャン・ベール主演のバットマン3部作や『インターステラー』『パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット』などに比べて、本作は仕事量が膨大に多く、脚本・撮影・編集などの全てに立ち会うのは不可能だったと話している。そのため、残りの脚本を書き上げるために撮影を中断していたとのこと。
『Westworld』は、人気作家マイケル・クライトンが監督・脚本を担当したSFサスペンス映画『ウエストワールド』（1973年）をもとに、J・J・エイブラムス率いる製作会社バッドロボットがプロデュースする10話構成のシリーズ。人間そっくりなアンドロイドが来場者の相手をするアミューズメントパークで、アンドロイドたちが人間に牙をむくというストーリーだ。
出演は、アンソニー・ホプキンス（『羊たちの沈黙』）、エド・ハリス（『アポロ13』）、エヴァン・レイチェル・ウッド（『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』）、ジェームズ・マースデン（『X-MEN』）、タンディ・ニュートン（『ブッシュ』）、ジェフリー・ライト（『ハンガー・ゲーム』シリーズ）ほか。製作総指揮／脚本／監督をノーラン、製作総指揮／脚本をリサ・ジョイが担当する。（海外ドラマNAVI）
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アンソニー・ホプキンス (C)Kazuki Hirata/www.HollywoodNewsWire.net
エド・ハリス (C)Kazuki Hirata/www.HollywoodNewsWire.net
