今年もやってきた! LAスクリーニング2016スタジオ現地速報【パラマウント編】

米ロサンゼルスにて、5月23日(月)~27日(金)の間、LAスクリーニング2016が開催された。米5大ネットワークの新作ドラマについては先日当サイトのニュースでもお伝えした通りだが、今日は現地時間5月25日(水)のパラマウントの試写作品を紹介しよう。

1.『SHOOTER』:2007年に出版されベストセラーとなったサスペンス小説がマーク・ウォールバーグ主演で『ザ・シューター/極大射程』として映画化されたが、今度はTVドラマ化。元海兵隊のエリート狙撃手ボブ・スワガーは、戦闘中に受けた心と身体の傷がもとで軍を離れ、現在は愛する妻、娘とともに田舎で幸せな生活を送っていた。ある日突然、海兵隊時代の上司で今では大統領付きのシークレットサービスを務めるジョンソンがボブを訪れる。大統領の暗殺を示唆する情報を入手したというジョンソンは、未然に事件を防ぐためにはどうしてもボブの助けが必要だと懇願する。元上司の頼みとあって引き受けたボブだが、その行方に待ち受ける恐ろしい罠を知る由もなかった。映画で主人公ボブに扮したマーク・ウォールバーグがTV版では製作総指揮に回り、代わりにライアン・フィリップ(『ダメージ』)が主人公を演じている。共演は『Dr.HOUSE』のオマー・エップス。

2.『BERLIN STATION』:ドイツの大都市ベルリンが舞台のスパイドラマ。米中央情報局(CIA)の極秘情報を暴いて世界中にばらまいた密告者を内々に割り出すため、ベルリン支局に配属となった捜査官マイヤー。秘密を抱えた支局長とひと癖ある同僚のもと徐々に見えてきた事実を元に、一筋縄ではいかない自分の置かれた立場が次第に明らかになってくるのだった。大ヒット映画『ホビット』シリーズのトーリン・オーケンシールド役で有名になったリチャード・アーミティッジが主人公のダニエル・マイヤーを演じるほか、助演にアカデミー主演男優賞候補経験もある『シックス・フィート・アンダー』のリチャード・ジェンキンスや、『ノッティングヒルの恋人』でいい味を出していた英国俳優リス・エヴァンスというベテランが周囲を固めており、日系女優タムリン・トミタも久しぶりに顔を出している。

※タイトル、クレジットなどは変更になる場合あり。

作品の詳しい紹介はLAスクリーニング2016特集で公開予定。次回のLAスクリーニング2016ニュースもお楽しみに!(海外ドラマNAVI)

Photo:ライアン・フィリップ
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