X-MENを題材とする実写TVシリーズ『Legion』が制作決定!

アメリカで映画『X-MEN:アポカリプス』が公開される中(日本では8月11日公開)、X-MENを題材にしたTVドラマのシリーズ制作を米FX局が決定したことを、米Colliderなどが報じた。

『Legion(原題)』と題された本作の主人公デヴィッド・ホーラーは、十代の頃から精神障害に悩まされ、統合失調症と診断されたことから、病院の入退院を繰り返してきた。しかし、別の患者との奇妙な出会いを通して、今まで幻覚・幻聴と思っていたものは、実は現実だったのではないかと思い至るようになる。

なお、マーベルのコミックでは、デヴィッドは、ミュータント集団X-MENの創設者プロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)と、ホロコーストの生き残りであるガブリエル・ホーラーの間に生まれた息子、という設定。

X-MENの設定をベースに、実写TVシリーズが作られるのは初めてのこと。また、マーベルの実写TVシリーズとしては、地上波ネットワークABCで『エージェント・オブ・シールド』が放送、Netflixでは『デアデビル』などが配信されているが、ケーブル局で放送されるのは初めてのことだ。

本作の出演は、『ダウントン・アビー』のマシュー役で知られるダン・スティーヴンス、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』のオーブリー・プラザ、『24 -TWENTY FOUR-』のジーン・スマートほか。

パイロットの脚本と製作総指揮を担当するのは『FARGO/ファーゴ』の製作総指揮者であるノア・ホーリー。このほか、ローレン・シュラー・ドナー(『X-MEN:フューチャー&パスト』『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』)、ブライアン・シンガー(『X-MEN:フューチャー&パスト』『スーパーマン リターンズ』)、サイモン・キンバーグ(『X-MEN:フューチャー&パスト』『オデッセイ』)などが製作総指揮に名を連ねる。

8話構成のシリーズとなる本作の撮影は、カナダのバンクーバー市にて今夏スタート。プレミア放送は2017年初頭に予定されている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『X-MEN』シリーズに続いて『Legion』も手掛けるブライアン・シンガー
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