『X-ファイル』ジリアン・アンダーソン、ドラマ版「アメリカン・ゴッズ」に出演決定!

『X-ファイル』のダナ・スカリー捜査官役で有名なジリアン・アンダーソンが、現代ファンタジー小説「アメリカン・ゴッズ」のドラマ版に出演することが決まった。米Deadlineなどが報じた。

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イギリスのベストセラー作家、ニール・ゲイマンが執筆した「アメリカン・ゴッズ」は、北欧神話やインド神話などに登場する古き神々と、現代文明から生まれた新しい神々との戦いをめぐる物語。富や技術、メディア、セレブやドラッグに現代人は傾倒し、古き神々は信仰者を失いつつあった。そんな折、前科持ちの主人公シャドウ・ムーンは、ウェンズデイという詐欺師のボディガード兼旅仲間として、数奇な運命を歩むことになる。同小説は、SF/ファンタジー/ホラーの分野で権威のあるヒューゴー賞とブラム・ストーカー賞を受賞し、30以上の言語に翻訳されている。

そのドラマ版でジリアンが演じるのは、新たな神々の代弁者となる"メディアの神"。様々な有名人の姿をとり、TVやノートPC、スマートフォンに人間が向ける注意と崇拝を糧に生きている。意気揚々とした性格で常に主導権を握り、自分に都合のいい情報を口にする、という設定だ。

米Starzで制作が進んでいる本作は、ドラマ版『ハンニバル』を手掛けたブライアン・フラーと、『HEROES/ヒーローズ』に参加していたマイケル・グリーンがショーランナーを務める。ジリアンがフラーと組むのは、『ハンニバル』に続いて2度目となる。

出演は、リッキー・ウィトル(『The 100/ハンドレッド』)、エミリー・ブラウニング(『エンジェル ウォーズ』)、イアン・マクシェーン(『デッドウッド ~銃とSEXとワイルドタウン』)ほか。なお、『プロメテウス』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のショーン・ハリスも出演する予定だったが、5月に本作から離脱し、代わりに『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のパブロ・シュレイバーが参加している。

ジリアンは、今年初めに米FOXで放送された『X-ファイル 2016』のほか、英BBC放送の「戦争と平和」TVミニシリーズ版にも出演。現在は、『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』(BBC)の最終シーズンとなるシーズン3の撮影に参加しているところだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジリアン・アンダーソン
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