『SATC』キム・キャトラル、不眠症との闘いを語る!

大ヒットドラマ『SEX AND THE CITY』での、大胆かつ貧欲に性体験を楽しむサマンサ・ジョーンズ役で人気を博したキム・キャトラル。今年60歳を迎える彼女が、不眠症に苦しんでいたことを明かしている。米Peopleが報じた。

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昨年11月、医師の忠告により、出演するはずだったロンドンの舞台『Linda』を降板したキムが、その原因について語った。英British Radio Timesのインタビューを受けた彼女は、「誰かが、"問題を抱えている"と病気であることを明かすことがあるけど、そんなに単純ではないの。私の場合、まるでゴリラが胸に座っているような感じで、全く眠れない日が続いて、衰弱しきってしまい訳が分からなかった。症状が津波のように押し寄せて、私は空っぽになってしまったの」と、ひどい慢性不眠に悩まされていたことを打ち明けている。

舞台の観客や共演者、関係者をがっかりさせたくなかったという彼女は、「全てを手放すのはすごく困難だったけど、舞台よりも、心の平静を取り戻す方が大切だと思ったの」と、健康を優先させることに決めたことを付け加えている。

こうして、断腸の思いで舞台出演をキャンセルしたキムは、米国に帰国後、不眠症を治療するために認知行動療法を受け始めたとのこと。現在は、治療の甲斐あって不眠症を克服したという彼女は、「周りを失望させたくないばかりに、無理をしすぎる女性が大勢いるので気をつけるべき」とも述べている。

健康であってこそ良い仕事ができるというもの。キムの舞台降板は残念だったが、彼女が健康を取り戻せて何よりだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:キム・キャトラル
(C)Thomas Lau/www.HollywoodNewsWire.net