『ブリジット・ジョーンズの日記』レニー・ゼルウィガーが"引退"の理由を語る

2001年の大ヒット映画『ブリジット・ジョーンズの日記』に主演し、一躍脚光を浴びたレニー・ゼルウィガー。2011年から5年ほど映画やTVに姿を見せていなかったものの、この度活動を再開した彼女が、活動休止の理由を明かしている。米Hollywood Reporterが伝えた。

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2003年に『コールド マウンテン』の演技でアカデミー賞助演女優賞を獲得するなど、女優として高い評価を受けていたレニーだが、2010年に公開された映画『My Own Love Song(原題)』以降、ハリウッドから姿を消していた。ファッション誌Vogueの英国版で表紙を飾った彼女は、誌面のインタビューでこの休止期間について発言している。「自分の心の声にうんざりするようになってしまったの。それで、仕事から離れて少し成長する必要があったのよ」と、忙しい日々の中で疲れが抜けず難しい決断をしなければならなかったのだと告白。さらに、「"無名でいる"ということを知ることができたの。だから、人としてのレベルで周りの人たちと挨拶を交わしたり、見たり聞いたりすることができて、"女優"という先入観を持たれることがなかった。そんな人生経験をしなければ、良い語り手になることはできないし、人々と心を通わせることもできないわ」と続けている。

今年の9月には、『ブリジット・ジョーンズ』シリーズの3作目『Bridget Jones"s Baby(原題)』が公開となる。同役のためにこれまで何度も体重を増やしてきたレニーは、「今回は少しだけ太って、胸とお腹が出るようにしたの。ブリジットは完璧なほど普通の体重で、私はこれまでそれがなぜそんなに重要なのかを理解したことがなかったわ。男性の役者が同じ役をするとしても、ここまで詳しく調べる人はいないと思う」と、役作りについて説明した。

休止期間中に「顔が激変した!」と整形疑惑が持ち上がったこともある彼女だが、充実した生活を送ることで人並みの幸せを取り戻すことができたようだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:レニー・ゼルウィガー(写真は2010年のもの)
(C)Thomas Lau/www.HollywoodNewsWire.net