『プリズン・ブレイク』ドミニク・パーセル、撮影中の大ケガで死を覚悟していた!

5月30日(月)、ドミニク・パーセルが復活版『プリズン・ブレイク』の撮影中にセットの一部であった鉄製のバーが頭に落下したことで150針も縫う大ケガを負ったことは以前お伝えした通り。先週11日(土)に、事故後初めて公衆の前に姿を現したドミニクが、大ケガを負った当時の様子や、待望の復活版への期待を米Deadlineに語った。

弟マイケル(ウェントワース・ミラー)を探しに刑務所に走り込んでいくシーンを撮影中に起きた事故の様子を語り始めたドミニク。「自分に何が起きたのか分からなかったんだ。今までに経験したことがない、とてつもなく大きな爆発が頭の中で起きたようだった。血はシャワーのように出てくるし、その場に屈み込んでしまった」と、ショックを受けたドミニクはスタントマンに何が起きたのかを聞いたそうだ。「頭がぱっくり割れていて、頭蓋骨も見えているし、鼻は顔の反対側にきている」と告げられ、あまりの酷さに死を覚悟したそう。

幸い数分経過しても体に変化はなかったため、自ら立ち上がり病院へ連れて行くようスタッフに指示。しかし、到着した病院は猫が歩き回っているような場所。出血が続いているにもかかわらず、誰が担当するかを医師同士が揉めている状態だったため、その場を立ち去ったそうだ。その後、ドミニクの恋人で『新ビバリーヒルズ青春白書』で知られるアナリン・マコードが指揮を執り応急処置を行い、ヘリコプターでカサブランカの病院へ向かった、と語った。長年ラグビーをしてきたため、多少のケガには慣れていたはずのドミニクでも、今回の事故の悲惨さは比べられないものだと当時を振り返っている。

復活版『プリズン・ブレイク』では、テロと戦う現在の世界情勢を表しており、マイケルが入れられているイエメンの刑務所が舞台となることが分かっている。ドミニクは、同シリーズについて「映画『ボーン・アイデンティティー』と『アメリカン・スナイパー』を足して割ったような素晴らしいドラマになるので、ファンのみんなはとても驚くと思うよ!」と、ますます新作への期待が高まるコメントをしてくれた。

復活版『プリズン・ブレイク』は今年の春に米FOXでプレミア放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ドミニク・パーセル
(C) Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net