『SUPERGIRL / スーパーガール』小松未可子による公開アフレコイベント開催!

全米新作ドラマとしてナンバー1の視聴者数を記録し、2016年のピープルズ・チョイス・アワードで新ドラマシリーズ作品賞を受賞した『SUPERGIRL / スーパーガール』。DCコミックスの超大型新作である本作のブルーレイ&DVDリリース/デジタル配信を記念して、6月24日(金)に都内にて公開アフレコイベントが開催され、主人公カーラ/スーパーガール(メリッサ・ブノワ)の声を担当する声優・小松未可子が登壇した。

イベントは小松のトークから開始。スーパーパワーで人類を救う最強美女ヒーローが主役というドラマに抜擢されたことについて、小松は「吹替は経験あるのですが、TVドラマのシリーズは初めてでした。ですけど、メリッサさんと同い年というのもあって、共感できて演じやすかったです。オーディションの段階でも、個人的に見たいと思っていた作品だったので、参加できて嬉しかったです」と喜びを露に。その共感した内容については、「ヒーローとしての苦悩というのもあるんですけど、それとは別に、厳しい上司のキャットから心が折れてしまいそうなことを言われるんです(笑) でも、そこに全くめげずに食らいついていく強気な部分が、自分の負けず嫌いな部分と共感できますね」と語った。

本作の魅力の一つは、全米で大ブレイク中のニューヒロインの存在。『Glee / グリー』で人気を博したメリッサが好演し、ヒーローでありながら女の子として悩む等身大の姿を描いたストーリーも、視聴者の共感を呼んでいる。そんなメリッサについて、小松は「アクションシーンもあるので、話が進むにつれて、メリッサの筋肉がすごいことになっているんです(笑) でも、スーパーガールとして、見た目もそうですけど、心もたくましくタフになっているというのが説得力があるんですよね。そこに自分も声の表現が上乗せできていれば、嬉しいなと思います」とコメント。

お気に入りシーンの質問については、「本作では、カーラ自身の恋愛模様も描かれているんですが、なかなかうまくいかないんです。そんな時に、キャットの息子のアダムが出てきて、雰囲気がちょっと良くなるシーンがあるんです。アダムを演じる人がメリッサさんの本当の旦那さんという遊び心もあってか、演じてても面白くて。普段の雰囲気もちょっとプラス上乗せされて、いい雰囲気が出てるのかなと思いました」と答えた。

今まで声優として、アニメを中心に活躍してきた小松。アニメと吹替への取り組み方の違いとして「アニメでは、自分が演じる上で絵をつけて頂いたりすることがあるので、アドリブなんかを自由に入れることもありました。吹替では、役者さんのお芝居に合わせて行きすぎても足りなすぎてもという、さじ加減が難しいですね。ディレクションして頂きつつではあるんですが、その役者が発している声の温度に近いトーンというか、その役者のお芝居に合わせて、なるべく寄り添う形で演技することを心がけています」と説明した。また、スーパーガールのどんな能力が欲しいかという質問には、「ヒートビジョンとかコールドブレスとかは料理に生かせるので欲しいです(笑)」と、おちゃめに話して、会場の笑いを誘った。

公開アフレコは、第4話でカーラがキャットの息子カーターの子守を忘れてしまうコメディシーンを使用して実施。小松は、慌てるカーラを可愛らしくコミカルに演じ上げた。最後に、これから本作を見る人に向けて、小松は「スーパーマンを知っていた人も、スーパーガールから入る方も、作品的には入り込みやすくて、スカッとする部分もありつつ、現代を舞台にしているので共感しやすい作品だと思います。ボックスで一気に見ることもできるので、ぜひ楽しんでください」とメッセージし、イベントを締めた。

『SUPERGIRL / スーパーガール<ファースト・シーズン>』
デジタルセル先行配信中
8月10日(水)DVDレンタル&デジタルレンタル配信開始
9月14日(水)コンプリート・ボックスリリース:ブルーレイ...16,200円+税/DVD...14,300円+税
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

(海外ドラマNAVI)

Photo:小松未可子