『ジャングル・ブック』イドリス・エルバが語る"暴君"シア・カーン

1967年に製作されたディズニーのアニメーション映画として知られている、ジャングルの動物たちによって育てられた人間の少年の冒険物語『ジャングル・ブック』。少年と動物たちが共存する世界を最新技術で描き世界中で大ヒットしている実写映画版の日本公開に先駆けて、出演者の一人であるイドリス・エルバの特別映像が届いた。

イドリスが演じるのは、ジャングルで最強の生物として恐れられているトラのシア・カーン。鋭いかぎ爪と牙を持つ彼は、人間に対して激しい敵意を抱いており、オオカミの家族に育てられた主人公モーグリをめぐって、恐ろしい要求をしてくるという役どころだ。

この映像の中でイドリスは、シア・カーンの眼光やかぎ爪といった、彼の恐るべきポイントを紹介している。様々な動物が暮らす世界を描いた大ヒットアニメーション『ズートピア』でも声優を務めていた彼だが、その時や、普段の俳優としての声とは違う声をシア・カーンのために生み出した。そのプロセスは決して簡単なものではなかったようで、「監督のジョン・ファヴローと私で、シア・カーンのあるべき声を作っていった。これだという声を見出すまで、かなりの時間がかかったんだ」とイドリスは振り返っている。

オオカミやクマ、黒ヒョウですらも恐れるほどの"暴君"をイドリスが演じる『ジャングル・ブック』は、8月11日(木・祝)ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ジャングル・ブック』のシア・カーン
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