英BBCが総力を挙げ、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲を壮大なスケールで製作した歴史群像劇『ホロウ・クラウン／嘆きの王冠』。そのシーズン1がCSチャンネルの衛星劇場にて7月12日（火）より日本初放送となる。
このシーズン1は、シェイクスピアの「リチャード二世」「ヘンリー四世」「ヘンリー五世」を一つの物語に繋げて映像化した意欲作。英国アカデミー賞（BAFTA）では4冠に輝いた。
物語は1399年から始まり、一つの王冠（クラウン）をめぐる栄光と没落の16年間が描かれる。歴代の王と王朝の移り変わり、権力争い、そして王の家族や側近を巻き込んだ裏切りや策略などが、シェイクスピアの重厚なセリフで紡がれる。ドラマチックな展開は言わずもがな、当時の英国の時代背景を忠実に再現した建築物やロケーション、豪華な衣装やセットで、シェイクスピアの世界を完璧に映像化している。
『007』シリーズのベン・ウィショーをはじめ、『マイティ・ソー』のトム・ヒドルストン、『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』のジェレミー・アイアンズ、『スタートレック』シリーズのパトリック・スチュワート、『ダウントン・アビー』のミシェル・ドッカリーなど実力派英国俳優が数多く出演している点も見逃せない。今秋スタート予定のシーズン2では、『SHERLOCK／シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチやアンドリュー・スコットも登場する。
『ホロウ・クラウン／嘆きの王冠』シーズン1は衛星劇場にて7月12日（火）22：00より放送スタート。（海外ドラマNAVI）
Photo：『ホロウ・クラウン／嘆きの王冠』
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