人気の犯罪捜査ドラマ『キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き』。今回は、そのヒットを支える魅力的なキャストたちのブレイク前を紹介しよう。
■ネイサン・フィリオン(リチャード・"リック"・キャッスル役)
お調子者のキャッスルがハマり役のネイサンだが、実は1998年のスティーヴン・スピルバーグの戦争映画『プライベート・ライアン』に端役で出演。同年から3シーズンにわたってコメディドラマ『ふたりの男とひとりの女』に参加した後、ジョス・ウェドン(『エージェント・オブ・シールド』)が手掛けるSFアクションドラマ『ファイヤーフライ 宇宙大戦争』で主役を演じた。そのほか、『バフィー~恋する十字架~』のファイナルシーズンや、『LOST』『デスパレートな妻たち』といった人気ドラマにもゲスト出演。映画では、2006年の『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』で望まぬ妊娠をした主人公と恋に落ちる産婦人科医を好演している。
■スタナ・カティック(ケイト・ベケット役)
警官のケイトを説得力たっぷりに演じるスタナは、『犯罪捜査官ネイビーファイル』『クローザー』『CSI:マイアミ』といった犯罪捜査ドラマや、『ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~』『ザ・ユニット 米軍極秘部隊』『HEROES/ヒーローズ』のようなアクションドラマでキャリアを積む。『キャッスル』がスタートする1年前には、『007/慰めの報酬』『ザ・スピリット』『ベルベット・スパイダー』とアクション映画に立て続けに出演していた。
■シーマス・デヴァー(ケヴィン・ライアン役)
ケイトの同僚ライアンを演じるシーマスも、スタナ同様に数多くの犯罪捜査ドラマに出演。ニューヨーク、マイアミ、ラスベガス編に登場した『CSI』シリーズをはじめ、『女検死医ジョーダン』『WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!』『コールドケース』『犯罪捜査官ネイビーファイル』『女検察官アナベス・チェイス』『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』などにゲストとして登場した。主にTV界で活動しているが、ベン・アフレック主演の『ハリウッドランド』やコメディ『Ready or Not(原題)』といったいくつかの映画でも姿を見せている。
■ジョン・ウエルタス(ハヴィエル・エスポジート役)
ライアンの相棒エスポジートを演じるジョンも、『CSI:マイアミ』『WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!』『コールドケース』『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』『NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署』といった犯罪捜査ドラマに登場。また、映画界でも長く活動しており、旅客機を乗っ取るテロリストの一人を演じた1996年の『エグゼクティブ・デシジョン』、ハリー・ベリー共演の『ホワイ・ドゥ・フールズ・フォール・イン・ラブ』、豪華キャストによる犯罪コメディ『ヴァージン・ハンド』などで脇を固めている。
■タマラ・ジョーンズ(ラニ・パリッシュ役)
ケイトの親友でもある検死官パリッシュ役のタマラは、ジェイミー・フォックス共演の『ダブル・デート』、アイス・キューブ主演の『ネクスト friday』、クリス・ロック監督/主演の『ヒップホップ・プレシデント』など数多くのブラックムービーに登場。また、『ER 緊急救命室』『CSI:マイアミ』『マイネーム・イズ・アール』『ゴースト ~天国からのささやき』といったドラマにゲスト出演していた。
■スーザン・サリヴァン(マーサ・ロジャーズ役)
キャッスルの奔放な母親マーサを演じるスーザンは、『ふたりは最高! ダーマ&グレッグ』におけるグレッグ(『クリミナル・マインド』のトーマス・ギブソン)の堅物な母親でもおなじみ。1970 年代には『ダークライド/連続ヒッチハイカー殺人事件』『ミッキー・ローク/ロサンゼルス美女連続殺人』とサスペンス映画に出演。そして1980年代を通してソープオペラ『Falcon Crest(原題)』でレギュラーを務めた。ジュリア・ロバーツ主演のロマコメ映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』にも登場している。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』
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