ザッカリー・クイント、バイオテクノロジーを扱う新作ドラマに出演・製作総指揮も!

『HEROES/ヒーローズ』で悪役のサイラー、『スター・トレック』リブート・シリーズでスポックを演じてきたザッカリー・クイント。その彼が、新作ドラマ『Biopunk(原題)』で主要な役を演じるほか、製作総指揮も務めることを米Deadlineが報じた。

『Biopunk』は、米Wired誌のマーカス・ウォールセン記者が執筆した書籍「バイオパンク―DIY科学者たちのDNAハック!」(日本ではNHK出版より刊行)に基づき、"バイオハッカー"と呼ばれる人々のアンダーグラウンドな世界を描くドラマ。スティーブ・ジョブスがパーソナルコンピュータの世界で成功したように、ハングリー精神に富んだ若い科学者たちが、バイオテクノロジーの開発に取り組む。

食物や健康、エネルギー、環境保護の難しい課題を解決するため、かつて存在しなかった有機体を作ろうと野心を燃やす科学者たち。ザッカリーは、自宅のガレージに端を発する新しいムーブメントにおいて、未来の到来を待ちきれず、因襲打破を訴えるリーダーを演じる。

番組クリエイターは、スティーヴン・キング原作「It」のリメイク映画で脚本に参加しているチェイス・パルマーで、本作でも脚本を手掛ける。制作を担うのはレジェンダリー・テレビジョンで、放送局への売り込みを間もなく始めるということだ。

「俳優人生の中でサイエンス・フィクションを探求してきた自分にとって、サイエンス・ファクトの世界に身を投じるのは刺激的なことです」とコメントしているザッカリー。『HEROES』や『スター・トレック』シリーズのほか、『アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟』ではエミー賞助演男優賞にノミネートされた彼は、9月16日(金)に全米公開されるオリヴァー・ストーン監督の新作『Snowden(原題)』にも出演している。(海外ドラマNAVI)

Photo:ザッカリー・クイント
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