『スーサイド・スクワッド』ジャレッド・レトーが明かす、"ジョーカーを演じること"

ワーナー・ブラザース×DCコミックスによる「DCフィルムズ」の第2弾、『スーサイド・スクワッド』には、DCコミックスに登場する名立たるヴィラン(悪役)たちが集結しており、『バットマン』シリーズに登場する最も代表的な悪役ジョーカーも姿を見せる。そんなジョーカーを演じたジャレッド・レトー(『ダラス・バイヤーズクラブ』)が、象徴的な悪役を演じた感想を語った。英Digital Soyが伝えている。

役作りに没頭するあまり、共演者にアダルトグッズや豚の死体を送っていたというジャレッド。そんな彼は、ジョーカーという役を演じたことについて、「霊地を歩いているような気分になって、自分にできるベストなものが出せたと思うよ。人生も乗っ取られて、僕自身の行動にも変化が必要だった」と、まさにジョーカーというキャラクターが憑依していたことを、米Entertainment Weeklyのインタビューで明かした。

以前、ジョーカーを超えるヴィランは悪魔しかいないと語っていたジャレッドは、そのようなキャラクターを演じることは俳優としてスリルのある経験だったと話す。「みんな、ジョーカーが次にどんなことをするかなんて想像できないんだ。絶対にね。先の分からない、ルールなんて関係ないっていうことは、何かにハマってしまうような、まるで酔ったような気分だったよ」

そんな彼と接していたデヴィッド・エアー監督は、型破りな方法で役作りをしていたジャレッドの変化について、「俳優として、彼は底知れない深い穴に飛び込んだんだ。撮影中のジャレッドは恐ろしかったよ。"おい、お前メチャクチャ気味悪いな"って感じで現れるんだ」と、監督ですら怖く感じたことを明かしている。

監督をも震え上がらせたジャレッド版ジョーカーが登場する『スーサイド・スクワッド』は、9月10日(土)から全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『スーサイド・スクワッド』ジョーカー
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