日本版『コールドケース』捜査チームのキャスティングが決定!

WOWOW開局25周年記念企画として10月より放送される、ワーナー・ブラザース・テレビジョン製作の世界的人気ドラマ『コールドケース』の日本版『コールドケース 〜真実の扉〜』。ドラマ初主演の吉田羊とともに未解決事件に挑むチームの顔ぶれが公開された。

吉田演じる神奈川県警・捜査一課の警部、石川百合の同僚とボスを演じるのは、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和と、映画、ドラマ、舞台と様々な分野で活躍する実力派俳優たち。吉田も奇跡のチームと絶賛する面々のコメントが到着した。

野心家で生意気な31歳の巡査部長、高木信次郎役の永山は、「最初にオリジナル版を見た時、日本のドラマにはない発想がたくさん詰まっていて面白いなと感じました。そのドラマが日本という国を舞台にしてどういう作品になるのかがすごく楽しみです。また、このキャストメンバーに入れていただけて、最初から安心感がありました。5人がそれぞれタイプも違うし、セリフの言い回しも面白いし、全部リアクションしてくれるし、演じてて面白いです。吉田羊さんとは末っ子同士の波長が合っている感じがして、すごく心地良く相棒を演じることができました」

百合の同僚である警部補、立川大輔役の滝藤は、「正直言って、立川を演じることに最初はものすごく葛藤がありました(笑)。スタッフ、キャスト、脚本、全て素晴らしいのに、立川という男の魅力がよく理解できなかった。でも演じていくうちに、共演者の皆さんが面白おかしく立川という役をいじってくださって、自分自身も彼に愛着が湧いてきました。愛すべきキャラクターとして皆さんの目に映れば嬉しいです。捜査一課の5人は芸達者が集まっています。居心地が良すぎて集中力散漫にならないように、というのが撮影中の課題でした」

長年の交番勤務経験から土地勘が武器の警部補、金子徹役の光石は、「犯人を追いかけたり、銃を使ってのドンパチや派手なアクションがあったり...そんないわゆる刑事ドラマではありません(笑)。人の心と心の葛藤や対峙をしっとりと描いています。金子は一人っ子で一時期不良に憧れて道を外しそうになるというバックグラウンドがあるのですが、僕も同じ経験をしているので、そういった思い出が役作りの手掛かりになればと思って演じさせていただきました。ただ、僕は金子の原型ともなるオリジナル版のウィル・ジェフリーズのようなディスコキングではないので、ダンスは勘弁してもらいたいなぁと思っておりま す(笑)」

百合たちのチームを束ねる指揮官で頼れる警視、本木秀俊役の三浦は、「オリジナル版でボスを演じるジョン・スティルマンは僕と同じ歳くらいなのに、本編では10歳くらい上に見えるんですよ。皆さんを一手にまとめている風格が貫禄になっているんでしょうね。そういった面で彼には勝てないと思うので、僕が演じるボスはちょっと違ったキャラクターにしようと思って演じました。オリジナル版はシーズン7まで続いた、ものすごく人気のあった素晴らしいドラマです。オリジナル版と日本の融合がうまくいくといいなと思って、皆で努力しながら作っていますのでぜひ期待して、日本版のコールドケースを見てください」

『コールドケース ~真実の扉~』はWOWOWにて、10月22日(土)22:00よりスタート(第1話無料放送)。(海外ドラマNAVI)

Photo:『コールドケース ~真実の扉~』
(c) WOWOW/Warner Bros. Intl TV Production