マット・ボマー主演の「ラスト・タイクーン」ドラマ版、シリーズ化決定

大ヒット犯罪捜査ドラマ『ホワイトカラー』の主人公ニール役で知られるマット・ボマーが主演を務める米Amazonのドラマ『ラスト・タイクーン』が、シリーズ化されることが決定した。米Deadlineが報じている。

原作は、「華麗なるギャツビー」などで知られる米小説家F・スコット・フィッツジェラルドの最後の長編小説で未完の遺作となった「ラスト・タイクーン」。生涯の友人でもあった作家エドマンド・ウィルソンが、フィッツジェラルドの書き残したノートなどを編集して完成させている。1956年から米CBSにて放送された『Playhouse 90(原題)』というアンソロジー・シリーズで映像化され、1976年にはロバート・デ・ニーロ主演で映画も製作された。

物語の舞台は1930年代のハリウッドで、マット演じる主人公モンロー・スターが、ハリウッドの大物プロデューサーにのし上がるまでを描く。モンローのメンターで、のちに対立するようになるパット・ブイレディ役にケルシー・グラマー(『そりゃないぜ!? フレイジャー』)、パットの妻ローズ役にローズマリー・デウィット(『MAD MEN マッドメン』)、パットとローズの娘役にリリー・コリンズ(『白雪姫と鏡の女王』)などが決まっている。

シリーズの監督・脚本を担うのは、映画『ハンガー・ゲーム』『ニュースの天才』『キャプテン・フィリップス』などの脚本を執筆したビリー・レイ。彼は本作のパイロット版も手掛けており、視聴者の79%が5つ星をつけるという高い評価を獲得している。(海外ドラマNAVI)

Photo:マット・ボマー
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