存続が危ぶまれる『TRUE DETECTIVE』、シーズン3は脚本家が変わる!?

米HBOで2014年に放送された1作目が大きな成功を収めた一方、翌年制作された2作目の評価が芳しくなかったことで、シリーズ存続が危ぶまれている『TRUE DETECTIVE』について、局側は新たなやり方も検討しているようだ。米Deadlineが伝えた。

マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンをダブル主演に迎え、新進気鋭のキャリー・ジョージ・フクナガが8話すべてを監督した『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』が高い評価を受けた一方、キャスト全員と、スタッフの一部を変更して制作された第2弾『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』は、作品のテイストが変わったこともあり一部で酷評される結果となっていた。

HBOの番組編成責任者であるケイシー・ブロイスは7月30日(土)に出席したイベントで、「この作品は死んでいません。我々は第3弾を作りたいと思っています。非常に価値のあるシリーズですからね」と発言。ブロイスはさらに、過去2シーズンの脚本をすべて一人で手掛けたニック・ピゾラットが現在ほかのプロジェクトに関わっていることを受けて、新シーズンの脚本は他の人が執筆し、ピゾラットは監修に回る可能性を検討していることも明かした。

脚本だけでなくクリエイターとしても同シリーズに関わってきたピゾラットとHBOの契約は2018年までと言われている。その契約が満了となるまでにシーズン3が制作されることになるのだろうか。(海外ドラマNAVI)

Photo:『TRUE DETECTIVE』
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