リメイク版『ダーティ・ダンシング』、オリジナルの主役ジェニファー・グレイは出演せず!

世界中で大ヒットとなった1987年公開の青春ダンス映画『ダーティ・ダンシング』が、米ABCによりTV映画として蘇ることは以前お伝えした通り。そのリメイク版にオリジナルで主役ベイビーを演じたジェニファー・グレイが出演オファーを受けるも、断っていたことが分かった。米TV Lineなどが報じている。

本作は、一家で避暑地を訪れたベイビーことフランシス・ハウスマンが、ダンス・インストラクターのジョニーと出会い、ダーティ・ダンシングと呼ばれるダンスを通して成長していく姿を描く。オリジナルでは、ジョニーを今は亡きパトリック・スウェイジが演じていた。

ロサンゼルスで開催中のTV批評家協会による夏のプレスツアーにて、今月7日(日)、米Amazonが配信するドラマシリーズ『Red Oaks(原題)』シーズン2のプロモーションのために姿を見せたジェニファーが、リメイク版についてコメント。「リメイク版のオファーを受けたの。出演できたら素敵だと思っていたから嬉しかったわ。でも、私にとっては神聖で冒すことができない作品だから、出演は適切ではないと思ったの」と、オファーを断った経緯を説明している。

ジェニファーはどの役をオファーされたのかまでは語らなかったが、リメイク版が製作されること自体は楽しみなのだとか。「(ブロードウェイミュージカル『Hamilton』を演出した)トーマス・カイルがメガホンを取るのだけど、『Hamilton』の大ファンだから楽しみだわ。素晴らしい俳優が揃っているようだし、リメイク版を見るつもりよ」と、エールを送っている。

リメイク版のベイビーには、アビゲイル・ブレスリン(『リトル・ミス・サンシャイン』)が決定しており、サラ・ハイランド(『モダン・ファミリー』)やデブラ・メッシング(『SMASH』)、ケイティ・セイガル(『サンズ・オブ・アナーキー』)もキャストに顔を揃えている。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェニファー・グレイ
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