映画版フラッシュ役のエズラ・ミラー、DC映画への批判は気にしない!

世界中で最も知られるヒーロー、バットマンやスーパーマンを生み出したDCコミックスが贈るプロジェクト、"DCフィルムズ"。同企画にて超高速で移動するスーパーヒーローのフラッシュを演じるエズラ・ミラーが、DC映画への批判について自身の気持ちを語った。

米CWで製作されている『ARROW/アロー』『THE FLASH/フラッシュ』といったTVシリーズが大ヒットする一方、映画の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』と『スーサイド・スクワッド』には厳しい声も寄せられているDC作品。しかし、フラッシュ役で両方の映画に出演しているエズラにとっては、そのような批評は来年公開の『Justice League(原題)』や、2018年公開予定の主演作『The Flash(原題)』へのモチベーションになるという。

米MTV Newsのインタビューに応えたエズラは、『スーサイド・スクワッド』で受けた批判を『Justice League』に反映させるつもりはないと発言。「結局、僕らは批評を気にしてばかりいるわけにはいかないんだ。アーティストとしてみんなに喜んでもらうことを目指しているけど、第一に自分たちを最もうまく表現できる方法を採るべきだからね。T.I.の『Motivation』という曲みたいにさ」と、批判を浴びせられたり邪魔をされてもそれが逆にモチベーションになると歌ったラッパーの曲を引き合いに出している。

そんな『スーサイド・スクワッド』だが、日本より一足先に封切られた全米では、キャストの多様性が肯定的に捉えられ、アフリカ系アメリカ人やヒスパニックを中心に大ヒットしていることも事実。こうした批判を浴びるのも注目作だからこそとも言えるだろう。(海外ドラマNAVI)

Photo:エズラ・ミラー
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