リメイク版『スタア誕生』、主演はやはりレディー・ガガ!

『世界にひとつのプレイブック』と『アメリカン・スナイパー』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、俳優として目覚ましい活躍を続けるブラッドリー・クーパーが監督を務めるリメイク版『スタア誕生(原題:A Star Is Born)』の主演が、歌手のレディー・ガガに決定した。米E!Onlineが報じている。

バイク仲間としても知られるブラッドリーとガガによって復活する名作は、ブラッドリーにとっては初監督、ガガにとっては初主演という記念すべき作品になる。主演に決まったガガはTwitterにて、「ブラッドリーが監督&出演する企画に参加できて気持ちが高まっているわ。彼は才能ある素晴らしいアーティストよ」と、ファンに報告した。ワーナー・ブラザースは長年再リメイクの企画を思案し続け、当初は主演をビヨンセ、監督をクリント・イーストウッドで交渉を進めているとも報じられていたが、紆余曲折を経て、無事ブラッドリーとガガに決まった。ブラッドリーは、監督と兼任してガガの相手役も務める。

『スタア誕生』は、スターの男とスターを夢見る女が結ばれ、男が落ちぶれる一方で女が成功していく切ないラブストーリー。1937年のオリジナル版を経て、1954年にジュディ・ガーランドとジェームズ・メイソン、1976年にバーブラ・ストライサンドとクリス・クリストファーソンによる主演でリメイクされている。オリジナル版と1954年版の主演4人はアカデミー賞にノミネートされ、1976年版のバーブラは主題歌「Evergreen」でアカデミー賞歌曲賞を受賞するなど、いずれも高い評価を受けている。

ガガは、2013年公開のロバート・ロドリゲス監督作『マチェーテ・キルズ』の端役で映画デビューを果たすと、翌年、同監督の『シン・シティ 復讐の女神』にも出演。そして今年、米FXのホラーアンソロジードラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』で演じた伯爵夫人役でゴールデン・グローブ賞を獲得した。『アメホラ』の新シーズンにも引き続き出演することが決まっている。

ブラッドリーとガガの共演も楽しみな『A Star Is Born』は2017年に全米公開予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:レディー・ガガ
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