キーファー・サザーランドら出演の映画『ロストボーイ』がドラマ化

『24 -TWENTY FOUR-』のジャック・バウアー役で知られるキーファー・サザーランドや、『ウェイワード・パインズ 出口のない街』のシーズン2で主演を務めたジェイソン・パトリックらが出演したホラー映画『ロストボーイ』が、米CWでTVドラマ化されることが明らかになった。米TV Lineが報じている。

1987年に公開された『ロストボーイ』は、西海岸の田舎町へ引っ越してきた兄弟が、吸血鬼に詳しい漫画オタクの兄弟と共に、カリフォルニアに潜むヴァンパイアに立ち向かうというアクション・ホラー。ジェイソンは主人公のマイケル役を、キーファーはトラブルを起こす不良グループのリーダー、デイヴィッド役を演じていた。

CWは、シーズン8をもって終了する『ヴァンパイア・ダイアリーズ』の後釜として本作を企画しており、『新ビバリーヒルズ青春白書』や『ヴェロニカ・マーズ』のクリエイター、ロブ・トーマスが手掛ける。米Deadlineによると、全7シーズンからなるアンソロジー・シリーズというアイディアのもと進められており、シーズンごとに10年間ずつ、合計70年間の歳月を描く考えだという。人間のキャラクターや、敵対する相手役、ストーリー設定などは各シーズンごとに変更されるが、ヴァンパイア集団の「ロストボーイ」だけは「ピーターパン」のように、年を取らず同じ設定のまま進む予定のようだ。

映画版は続編が2本製作されており、2008年に『ロストボーイ:ニューブラッド』、2010年に『ロストボーイ サースト:欲望』が公開されている。吸血鬼ハンターのエドガー&アラン兄弟を演じたコリー・フェルドマンとジェイミソン・ニューランダーは全3作に出演している。(海外ドラマNAVI)

Photo:キーファー・サザーランド
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