ドレイクがVMAのステージでリアーナへの想いを告白

今月28日(日)、米MTVが主催するビデオ・ミュージック・アウォード(以下VMA)の授賞式で特別賞を受賞したリアーナに対し、人気ラッパーのドレイクがステージ上で想いを告白した。米Peopleが報じている。

ニューヨーク市マンハッタンにあるマディソン・スクエア・ガーデンにて開催された今年のVMAでリアーナは特別賞を受賞し、ドレイクはそのプレゼンターとしてステージに登壇。マイクの前に立ったドレイクは、「彼女は、俺が22歳の時から恋している人なんだ。世界で最高の友達の一人だ。彼女は俺らの業界の生ける伝説なんだよ」と、リアーナへの一途な想いを伝え始めた。2005年の彼女のデビュー曲「Pon de Replay」のミュージックビデオを撮影していた時に、トロントのレストランで初対面したという二人は、それから11年が経った今でも交友が続いており、今年2月にはリアーナのアルバム「Anti」に収録された「Work」で久しぶりにコラボしていた。

リアーナとつながりの深いドレイクは、「最も人に感動を与えることは、賞や成果じゃない。その人自身だ。彼女はバルバドスから出てきた頃と変わらないまま、この業界にいても自分自身を見失わずに成功した。俺らは年々芸術的な視点を変えてくれるようなビデオを好んでいる。でも、とりわけ、みんな出会った頃から変わらないでいる女性が大好きなんだ」と、彼だからこそ言える言葉でリアーナを称賛した。

ドレイクがありったけの想いを伝えた後、リアーナは賞を受け取り、「自分のキャリアの中で素晴らしい瞬間」になったと語り始めた。「この賞を受ける時のことを考えた際、頭に浮かんだのは祖国(バルバドス)のことだったわ。きっとみんな誇りに思ってくれるはず。私の国にとって初めての特別賞を受け取ることができたの。自分が成功することは...初めは私だけの夢だった。でも、今の私の成功は私自身のものではないの。家族、ファンのみんな、故郷、そして世界中の女性のものなの。ずっと支えてきてくれたみんなに感謝を伝えたいわ」と述べた。

同賞は、音楽やポップカルチャー、ファッション、慈善活動などで長年影響を与え続けたアーティストに贈られる功労賞。過去にはマドンナやブリトニー・スピアーズ、カニエ・ウェストも受賞している。(海外ドラマNAVI)

Photo:リアーナ
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