『ウォーキング・デッド』はゾンビの犯罪捜査ドラマになるはずだった!

ウォーカー(ゾンビ)がはびこる世紀末の世界を描き、世界中で大ヒットを飛ばしている米AMCのサバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』が、ゾンビ版『CSI』のような犯罪捜査ドラマになるところだったと報じられている。英Digital Spyなどが伝えた。

製作総指揮を務めるゲイル・アン・ハードが明かしたところによると、最初にハードが本シリーズの企画を米NBCに推したところ、重役陣がストーリーの内容を呑み込めず、「ゾンビは登場しないといけないのか?」と尋ねてきたのだという。さらに同局は、当時クリエイターだったフランク・ダラボンに、二人の刑事がゾンビによる犯罪を捜査するドラマに仕立てるよう要求してきたのだとか。

結局NBCが製作を見送ったため、AMCにて現在の形で製作されるに至ったとのこと。今となっては同作がゾンビ版『CSI』のような犯罪捜査ドラマになることなど想像できないが、そちらのバージョンも見てみたいというファンはいるのではないだろうか。

10月から放送がスタートするシーズン7では、ジェフリー・ディーン・モーガン(ニーガン役)、トム・ペイン(ジーザス役)、オースティン・アメリオ(ドワイト役)、ザンダー・バークレイ(グレゴリー役)の4人がレギュラーに昇格することとなっている。

『ウォーキング・デッド』シーズン7は米AMCにて10月23日(日)より放送開始となり、日本ではFOXにて10月24日(月)21:00より日本最速放送となる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』シーズン7
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