マーク・ライランス、来世は歌舞伎役者志望?! 夢と笑顔に包まれた『BFG』ジャパンプレミア

 

数々の名作で世界中を熱狂させてきたスティーブン・スピルバーグが久々にファンタジーを監督することで話題沸騰の『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。ディズニーとの夢のコラボレーションによって生まれた感動作品の公開に先駆け、同監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したマーク・ライランス(『ウルフ・ホール』)とソフィーの声を務めた本田望結が登壇し、ジャパンプレミアが行われた。

BFGが住む部屋をイメージした幻想的な会場に現れた本田からの呼びかけとともにステージ上の幕に大きな巨人のシルエットが映し出され、登場したマーク。大拍手の中、深々とお辞儀。さらに、本田とハグを交わし満面の笑みを浮かべた。「コンニチワ! マーク・ライランスデス! 巨人サイズでなく申し訳ない(笑) こうして日本に来られて嬉しいです。子どもの時からいつか日本に行きたいと思っていました。ここにいるのは映画のおかげですね(笑)」とこの日のために覚えてきたという日本語を交えながら挨拶。「BFGは長年独りぼっちのベジタリアン。日々のスケジュールがすべて決まっているようなタイプ。時々混乱してしまう部分があるところが自分と似ているかな(笑)」と、自身のキャラクターと似ている部分について答えた。

「実は監督から今作のオファーを受けたのは『ブリッジ・オブ・スパイ』の撮影に入って2日目のことでした。長く時間を過ごしていないのに、大役をオファーしてくれるなんてすごく驚きました。BFGの現場はすごくクリエイティブなもので最先端のテクノロジーを駆使しているけど、核の部分は芯が強く、懐の深いスピルバーグという存在がいました」と、信頼し合う二人の仲が垣間見えるエピソードを披露してくれた。映画に合わせて抱いている夢について聞かれると、「僕の夢は、ハリウッドでなく、叶わないけど黒澤明の映画に出ることでした(笑) そして、歌舞伎の舞台に立つことが夢です。言葉の壁もあるし、この年で女形は大変だと思うから、来世で歌舞伎役者になれたらいいな」と、日本好きが伝わる素敵なコメントを残した。

BFGの笑顔にあなたも癒される、今秋ナンバー1のサプリメントムービー『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日(土)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』ジャパンプレミア
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