米FOX、『X-ファイル』風のコメディドラマを制作へ

人気SFシリーズ『X-ファイル』を手掛けた米FOXが、同作のコメディ版というべき新作ドラマを制作するようだ。米Varietyが報じている。

この『Ghosted(原題)』では、ロサンゼルスで起こる不可解な現象を探るために雇われた超常現象の信者マックス・アリソンと、シニカルな懐疑論者のルロワ・ライトという、モルダーとスカリーを彷彿とさせるコンビが、人類の存在を脅かすミステリーを調査していく。マックス役にアダム・スコット(『LIFE!/ライフ』)、ルロワ役にクレイグ・ロビンソン(『ザ・オフィス』)が決定しており、彼ら二人は製作総指揮も務める。監督は、ザック・エフロン主演の『恋人まで1%』を手掛けたトム・ゴーミカン。

現在、クレイグは今年度のエミー賞にてドラマシリーズ部門の作品賞にノミネートされている米USA Networkの話題作『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』に出演中。一方アダムは、来年放送予定の米HBOのコメディシリーズ『Big Little Lies(原題)』でリース・ウィザースプーン(『キューティ・ブロンド』)と夫婦を演じることが決まっている。

『X-ファイル』は、1993年から9シーズンにわたって放送され、映画も2本作られた人気作。今年1月より全米で放送された全6話のシーズン10(『X-ファイル2016』)に続いて、現在も続編の製作が企画されている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『X-ファイル』
(C)1998 Twentieth Century Fox Film Corporation