J・K・ローリングの新作ドラマに『マスケティアーズ』のあの人が出演!

『ハリー・ポッター』シリーズのJ・K・ローリングが、ロバート・ガルブレイスという男性名義のペンネームでミステリー小説を発表していたことは当サイトでも以前お伝えした通り。そのガルブレイス名義で書かれた「私立探偵コーモラン・ストライク」シリーズが英BBCでTVドラマ化されるにあたり、『マスケティアーズ/三銃士』でアトスを演じるトム・バークが主演を務めることが明らかになった。米Varietyが報じている。

本作は、退役軍人でロンドンに小さな事務所を構える私立探偵コーモラン・ストライクを主人公としたミステリー小説。トム演じるストライクは傷ついた身体と心を抱えながらも、三つの難事件を優れた洞察力で解明していく。

トムは「"コーモラン・ストライク"の、繊細で陰影に満ちた世界観に身を置くことができて、とても嬉しいよ! こんな素晴らしいチームの一員になれてとても光栄だ」とコメント。これを受けてローリングも「トムのような才能あふれる俳優に出演していただけることになり、興奮しています。トム演じるストライクが見られるのをとても楽しみにしています」と語っている。

BBCは、大人向けの小説としてローリングが2012年に出版した「カジュアル・ベイカンシー 突然の空席」のTVドラマ版を全3話のミニシリーズとして2015年にドラマ化しており、同作を製作したローリングの製作会社、ブロンテ・フィルムズ・アンド・テレビジョンが、BBC1と共同で今回のドラマシリーズも手掛けることとなっている。本シリーズは「カッコウの呼び声(原題:The Cuckoo"s Calling)」「カイコの紡ぐ嘘(原題:The Silkworm)」「Career of Evil(原題)」の3部作となっており、各エピソードは約1時間構成で、この秋にロンドンで撮影が開始される予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『マスケティアーズ/三銃士』
Steven Neaves(C)BBC 2013