米NBCで9月に放送がスタートした家族ドラマ『This Is Us(原題)』。その第2話の放送直前に、フルシーズンの製作が早くも決定した。米Hollywood Reporterなどが報じている。
『This Is Us』は、エリートビジネスマンや肥満に悩む女性、人気TVスターなど、同じ誕生日に生まれた36歳の人々の人生模様を描いたドラマ。サプライズが巧妙に仕掛けられたストーリーも話題になっている。出演は、マイロ・ヴィンティミリア(『HEROES/ヒーローズ』)、マンディ・ムーア(『ウォーク・トゥ・リメンバー』)、そしてエミー賞助演男優賞(リミテッドシリーズ/TVムービー部門)を先日受賞したスターリング・K・ブラウン(『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』)ほか。
フルシーズン決定により、シーズン1は合計18話で構成される。本作は、今秋の新作ドラマでフルシーズン製作が決まった最初の作品となった。
パイロット・エピソードの視聴率は18~49歳層で4.5レーティング、本放送+録画視聴(5日間)を含めた視聴者数は1430万人を記録。批評家筋の評価も極めて高く、今秋の新作ドラマの中で今のところナンバー1と見なされている。今年5月に初公開された予告編も、FacebookやYouTubeなどを合わせた視聴回数は1億2700万回を突破した。
製作総指揮のダン・フォーゲルマン(『Dearダニー 君へのうた』)は、「シーズン1を18話構成にするのは、まさに私たちが求めていたことでした。18章からなる物語を入念に作り上げていたので、本来の目的をそのまま実行できます。こんなに早く決定が下りたので、出演者と撮影クルーにはものすごく励みになっています」と、興奮の心境を語っている。
アメリカで今秋の話題作となっている『This Is Us』。日本上陸を楽しみに待ちたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:マイロ・ヴィンティミリア
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