米Syfyがワーナー・ホライズン・テレビジョンと協同で企画を進めている、スーパーマンの故郷クリプトン星を題材にしたドラマ『Krypton(原題)』で、主人公となるスーパーマンの祖父役を演じる俳優が決定した。米Varietyが報じている。
本作はスーパーマンの前日譚として、スーパーマンの祖父セグ=エルが、排斥され屈辱を受けたエル家の名誉を挽回するため、そして、混沌とした状況から愛する世界を救うために奮闘する姿を描く。そして、このほど主人公セグ=エル役に抜擢されたのは、英国の新人俳優キャメロン・カフ。セグ=エルは、かつてクリプトン星で反映していたエル家の子孫で、あらゆる技術において優れた才能に恵まれた青年。現在は、クリプトン星の中で最も低い階級として暮らしている。セグ=エルと恋に落ちるヒロイン、リタ・ゾッド役は英国人女優のジョージナ・キャンベルが演じる。このリタは、『マン・オブ・スティール』に登場する悪役でクリプトン星の元軍最高司令官ゾッド将軍と同じ家系という設定だ。
キャメロンはロンドン生まれで、アイルランドの国立演劇学校The Lir Academyを卒業している。最近ではオスカー女優メリル・ストリープとヒュー・グラントの共演作『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』や、来年放送予定の英ITVの新作ドラマ『The Halcyon(原題)』に出演している。卒業後は舞台を中心に活動していた。
『マン・オブ・スティール』の脚本を手がけたデヴィッド・S・ゴイヤーとショーランナーのダミアン・キンドラー(『スリーピー・ホロウ』)が製作総指揮を務め、コーム・マッカーシー(『SHERLOCK/シャーロック3』)がパイロット版を監督する。また、イアン・ゴールドバーグ(『ワンス・アポン・ア・タイム』)がゴイヤーとともに脚本を執筆する。(海外ドラマNAVI)
Photo:キャメロン・カフ
(C) Sipa USA/amanaimages