10月28日(金)に日米同時公開される『インフェルノ』はダ・ヴィンチの名画に隠された謎が世界中で一大センセーションを巻き起こした『ダ・ヴィンチ・コード』、ヴァチカンを舞台にガリレオの遺した暗号を解き秘密結社イルミナティの陰謀に迫った『天使と悪魔』に続くシリーズ第3作目。今作で注目されているのが、美人女医シエナ・ブルックスを熱演しているフェリシティ・ジョーンズだ。劇中ではサルヴァトーレ・フェラガモのハイヒールを履いて鬼気迫る疾走姿を見せている。
フェリシティが演じるシエナは、記憶喪失となったラングドン教授(トム・ハンクス)をかばう女医。何者かに命を狙われる教授と行動を共にするがゆえに、「たくさん走らなきゃいけなかったから、撮影前に体をかなり鍛えたわ。驚くほど入念な準備が必要だったの」と明かすほど、劇中では常に全力疾走を見せている。特に印象的だったと語るのは、世界文化遺産のボボリ庭園を駆け巡るシーン。「ものすごく暑い中、トムと一緒に汗だくになってドローンから逃げ回ったの。その時履いていたのはフェラガモの素敵なハイヒールだったわ(笑)本当に大変だったけど、すごく楽しかった」と、明かしている。
フェリシティは1983年イギリス生まれの32歳。過去には二年連続で「世界で最も美しい顔トップ100」にも選ばれるなど、世界が認める美貌の持ち主だ。また、160cmに満たない小柄な身長ながら、ドルチェ&ガッバーナのコスメラインやバーバリーのキャンペーンにも起用されるトップモデルとしての一面も持っている。ファッション誌では"新たなファッションリーダー"として取り上げられ、世の女性たちからはファッションアイコンとしても注目される存在になっている。
そして、演技力と美貌を兼ね備えるフェリシティを反映するかのように、劇中のシエナもまた"美しい容姿"と"人並み外れたIQ"、さらには"抜群の身体能力"というギャップを見せながら謎解きに挑んでいく。シエナについて、フェリシティは「すべてが見かけどおりでないからこそ、この役を気に入っているの」と語る。さらに、「彼女はただラングドンの後について走り回っているだけではなく、怖気づいたりせずに自身の意志で行動している」と、実は強い人物であるとも明かしている。
『インフェルノ』は10月28日(金)に日米同時公開。(海外ドラマNAVI)
Photo:『インフェルノ』